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CBSソニー 1980年版音楽レコード総合目録
CBSソニー 1980年版音楽レコード総合目録です。 発行日は1979年11月21日、発行所は(株)CBS・ソニーです。 レコードのみで、ミュージック・テ-プは別冊です。 画像2,3 目次ページです。 画像2は、洋楽の目次ページです。 画像3は、新商品記号体系の説明です。 「25AP」など、定価(¥100単位)を盛り込んだ体系で、 その後他社も似たような記号で追随しました。 CD時代に入っても継承されましたが、 1989年に消費税が導入され、意味がなくなってしまいます。 (¥3,008等、¥100単位では表現できなくなってしまったため) その後、全メーカー共通の体系が作られることになります。 画像4 リスト・ページ1 ポピュラーのLPページです。(旧品番) ジャニス・イアンが日本でブレイクしたのは、この「愛の回想録」 辺りからと思いますが、デビューは1966年なのだそうです。 目録としては、ジャケ写がなくなっており、活字も小さくなって いささか見づらいのですが、アルバムには1枚ごとにコメントが 記されており、情報量は豊富になっています。 画像5 リスト・ページ2 ポピュラーのLPページです。(新品番) ELO,シカゴ,TOTO、ビリー・ジョエル等の名前が 見えます。 画像6・7 リスト・ページ3,4 邦楽のLPページです。(新品番) 画像3にはキャンディーズの解散コーサート等を収録したアルバムが 掲載されています。 3枚組 ¥6,000 という高額商品ですが、これはよく売れました。 画像7は、当時の人気者たちのベスト盤です。 (見にくいと思いますが……) #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #CBS・ソニー
音楽(レコード) (株)CBS・ソニー 日本chirolin_band
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キング番号順総目録(邦楽) 1979/80年版
キング番号順総目録(邦楽) 1979/80年度版です。 発行日は1979年11月25日です。 ページ数は 332 ですが、巻末に「出荷打ち切り商品のお知らせ」と アーティスト別のインデックスが掲載されています。 洋楽とミュージック・テープは別冊となっています。 画像2,3 目次ページです。 大まかにページを色分けしていますが、鶯色,藤色,白茶色と 当時としても、古風な表現かなと思います。 画像4 リスト・ページ1 倍賞千恵子さんの日本の詩シリーズです。 「さくら貝の歌」の初出盤(SKK-680)が出た時(1971.6.1) 亡母が聴きたがっていたのですが、品切れでなかなか入荷せず、 漸く買えたのは一ヶ月以上経ってからでした。 画像5 リスト・ページ2 歌謡曲のシングル盤ページです。 布施明さん、夏木マリさん、さとう宗幸さん等に混じって、 競走馬のテンポイントに因んだレコードもあります。 画像6 リスト・ページ3 日本のジャズ名盤シリーズです。 「ミッド・ナイト・イン・トウキョウ」シリーズは、 オリジナル盤が1957年に発売されていますが、 東京のナイトクラブ各所で録音された意欲作でした。 JAZ-3000シリーズとしては、新旧取り混ぜての発売になっている ようです。 画像7 リスト・ページ4 ベルウッド・レーベルのLPですが、流れとしてはURCレコードからの 移籍組の受け皿にもなっていた感じです。 あがた森魚さんは、ベルウッドとしての新規契約アーティストでしたが、 「赤色エレジー」(OF-1:1972.4.25発売)が、シングル盤の第1弾に なっていました。 画像8 リスト・ページ5 クラシックの国内制作盤です。 枚数は多くありませんが、意欲的なレコードが発売されていました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キングレコード
音楽(レコード) キング・レコード(株) 日本chirolin_band
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キング番号順総目録(洋楽) 1979/80年版
キング番号順総目録(洋楽) 1979/80年度版です。 発行日は1979年11月25日です。 ページ数は 569 ですが、巻末に「出荷打ち切り商品のお知らせ」と アーティスト別のインデックスが掲載されています。 邦楽とミュージック・テープは別冊となっています。 画像2,3,4 目次ページです。 シリーズ(品番体系)の多いメーカーでした。 メーカー直輸入盤(いわゆるメ直盤)も豊富でした。 画像5 リスト・ページ1 クラシックのページです。 ロンドン・レーベルのメインは SLA-1000 シリーズでした。 画像6 リスト・ページ2 ジャズのブルーノートが、キングより発売されていました。 これは名盤150選のシリーズです。 画像7 リスト・ページ3 LAX シリーズの廉価盤です。 ストーンズなどもまとめて発売されています。 基本は限定盤ですが、「ご好評につき、アンコール・プレス」 などというケースもままありました。 画像8 リスト・ページ4 ポピュラー・シングル盤のページです。 「ポップコーン」はテクノ・ポップの草分けになるのでしょうか。 いかにもシンセの音という感じですが、 これが新しかったんでしょうね。 不思議なのが「ふたりの天使」(ダニエル・リカーリ) です。 この曲は、コロムビアから LL-2354 として 1970.6.10 に 発売されていました。(AZ = アーゼット・レーベル) その際には、バックがサン・プルー楽団となっていました。 キングからの HIT-2049 はレーベルがバークレーで、 楽団名は明記されていません。 現物を見ても別録音を匂わせていますが、 音を聞く限り同一録音です。 チェロのミス・トーンでひどい不協和音を奏でるところが、全く同じです。 何故ふたつのレーベルから発売されたのか、経緯は良く判りません。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キングレコード
音楽(レコード) キング・レコード(株) 日本chirolin_band
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ビクター邦楽 1980年版番号順総目録
ビクター邦楽 1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はビクター音楽産業(株)です。 リスト・ページ数は 548 、邦楽のレコードのみです。 画像2~3 目次ページ 画像2は歌謡曲系、画像3はニュー・ミュージック系などです。 実際は純邦楽やインビテーション・レーベルなどのページも あります。(画像は省略) 画像4 SVシリーズ・シングル 歌謡曲などのメイン規格で、定価 ¥600です。 森進一、ピンク・レディー、殿さまキングス、松崎しげる等 かなり多様な顔ぶれです。 画像5 SFシリーズ・シングル 長渕剛さんのデビュー曲が掲載されています。読みは「ながぶち・ごう」 だったんですね。 画像は SF-6000 シリーズですが、SF-1 シリーズの ¥500 盤では、 チェリッシュ。マイペース、五つの赤い風船なども発売されていました。 画像6 VIH-1000シリーズ・シングル インビテーション・レーベルのページですが、何と言っても出世頭は サザンですね。初めて聞いたときは、ずいぶんと早口の歌だなぁ と思ったものです。 画像7 ディスコメイトLP 因幡晃さんのイメージが強かったですね。 画像8 アルファ・シングル ミスター・サマー・タイム(サーカス)に原曲があったことは、 随分後になってから知りました。 また、これがサーカスのデビュー曲ではなかったことも、 ずっと後になってから知りました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード) ビクター音楽産業(株) 日本chirolin_band
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ビクター洋楽 1980年版番号順総目録
ビクター洋楽 1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はビクター音楽産業(株)です。 リスト・ページ数は 516 、洋楽のレコードのみです。 画像2~4 目次ページ MCAもこの目録に吸収されています。 CD-4 ⇒ 4チャンネル・ディスク バイノーラル ⇒ ヘッドフォン鑑賞用ディスク ダイレクト・ディスク ⇒ ダイレクト・カッティング オーディオ志向の強いレコードも、数は少ないですが、 発売されていました。 A&Mレーベルが加わっています。 画像5 ポピュラーLP メイン規格は VIP-6000番台で、定価 ¥2,500です。 ダイアナ・ロス、JAPAN、アラベスク、ヴィレッジ・ピープル 等の顔ぶれが並んでいます、 画像6 ディスコメイト・シングル 何と言ってもアバのイメージが強かったです。 DSP-105 の「オルゴールの恋唄」ですが、 曲:渡辺真知子となっています。 ヤマハのポプコン関連の曲ですが、 「迷い道」でソニーからデビューする前に ソング・ライターとしてレコードが発売されていたのですね。 画像7 A&M LP リタ・クーリッジは印象深かったです。 画像8 クラシック(国内制作) 朝比奈隆さんのレコードがたくさん発売されていました。 朝比奈さんがベルリン・フィルを振った時のエピソードですが、 リハーサルの時、若いヴィオラ奏者が「どうせ刻みだもんね」という いい加減な弾き方をしているのを見て「君たちの敬愛する作曲家 (ベートーヴェン)に対して失礼ではないか!」 と渇を入れたのだそうです。 それを見ていた後方の老楽員が、小声でひとこと「ブラボー!」 例え伴奏型であっても「きちんと弾け」が信条の朝比奈さんらしい エピソードです。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード) ビクター音楽産業(株) 日本chirolin_band
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テイチク 1980年版番号順総目録
テイチク 1980年版番号順総目録です。 発行日は1979年11月10日、発行所はテイチク(株)です。 リスト・ページ数は 380 で、レコードはオール・ジャンルで 掲載されていますが、テープは別冊となっています。 画像3 目次ページ 邦楽の17cm盤を中心とした目次ページです。 いわゆる大メーカーではありませんでしたが、老舗らしく 幅広いレパートリーを持っていました。 画像4 邦楽シングル(テイチク) 歌謡曲のシングル盤です。RS-300シリーズは旧作のベスト・カップル 盤となっていました。 画像5 邦楽シングル2(ユニオン) 同じ邦楽のシングル盤でも、UNION レーベルのUCシリーズは、 よりポップス寄りになっていました。 「硝子坂」は高田みづえさんのデビュー曲でした。 矢吹健さんなど、ペスト・カップル盤も含まれています。 画像6 洋楽シングル ホット・ブラッドの名を目にすると、ディスコ・ブームのことや 「ジンギスカン」「モスクワ」などを思い出します。 この時代は、リスナーとしてではなく、レコード流通の仕事を通じて 接していました。 「ストップ・ザ・ミュージック」や「スカイ・ハイ」は再発盤ですね。 画像7 洋楽LP(ジャズ) この時代は、MPSレーベルがテイチクにありました。 オイゲン・キケロ、オスカー・ピーターソン等、かつて日本コロムビア から発売されていたレコードです。 画像8 洋楽LP(クラシック) コレギウム・アウレウム合奏団は既にキングから発売されていましたが、 注目を集めたのはテイチクになってからだったと思います。 オリジナル楽器による演奏は、アルヒーフなど古くからありましたが、 多くはバロックやそれ以前の音楽でした。 ベートーヴェンの主要シンフォニーの領域は、このレコード辺りからでした。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #テイチク・レコード
音楽(レコード) テイチク株式会社 日本chirolin_band
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キャニオン・レコード 総合目録1979〜1980
キャニオン・レコード 総合目録1979~1980です。 発行日は1979年7月20日、発行所は(株)キャニオン・レコードです。 リスト・ページ数は 272 ですが、付録が色々付いています a.アーティスト別インデックス(主要アーティストのみ) b.ジャンル別インデックス(特定ジャンルのみ) c.1978年度廃盤商品一覧 d.1979年度廃盤商品一覧 cとdは、品番だけでなく、タイトル/アーティストも含めたもので これは珍しいと思います。(画像3) 画像4 目次ページ 1970年設立のレコード会社としては新しい会社ですが、 品番体系が随分たくさんありますね。 画像5 邦楽シングル・ページ(ニュー・ミュージック) AVシリーズは古いシリーズなので、廃盤で大部歯抜けになってますが、 中島みゆきさんや谷山浩子さんのデビュー曲など、 さすがに生き残っているのは、有名どころばかりです。 (谷山浩子さんは、これより古いキング録音がありましたが) 画像6 邦楽シングル・ページ(子供向け) テレビのポンキッキ系など、子供向けのシリーズです。 「およげ!たいやきくん」もこのシリーズの1枚でした。 画像7 クラシック・ページ クラシックのレコードも発売していました。 戦前のSP盤の復刻版ですが、他社から出ていないものも多かったです。 SP音源は、復刻の仕方によって大部聴感が異なるものですが、 キャニオン盤を好むマニアは、少なからずいました。 画像8 邦楽LP・ページ C25Aの新シリーズのページです。 石川セリさんのデビューはキャニオンでした。 このファースト・アルバムと絵夢さん2枚は再発盤で、 旧品番が添えられています。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キャニオン・レコード
音楽(レコード) (株)キャニオン・レコード 日本chirolin_band
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ワーナー・パイオニア 1978年版番号順総目録
ワーナー・パイオニア 1978年版番号順総目録です。 発行日は1978年1月1日、発行所はワーナー・パイオニア(株)です。 リスト・ページ数は 196 ですが、アーティスト紹介やアーティスト別の インデックスなどが 66 ページに亘って掲載されています。 画像3 レーベル省略記号 洋楽のPシリーズ、邦楽のLシリーズだけで大半のレパートリーが カバーできる、という品番体系を構築していました。 レーベルは「P-10221Y」のように、企画番号の後ろに付加されて いました。この記号は流通段階では省略されていましたが、 国会図書館のオンライン検索を使う場合は必要です。 (不明な場合はワイルド・カード「*」でOK) 画像4 邦楽 「洋楽に強いメーカー」というイメージが強いかもしれませんが、 邦楽も独自のカタログを揃えていました。 画像5,6,7 洋楽 EL&Pは再発盤ですね。 画像8 アーティスト別インデックス これは利用するお店にとっても、大変便利なものだったと思います。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ワーナー・パイオニア・レコード
音楽(レコード) ワーナー・パイオニア(株) 日本chirolin_band
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トリオ・レコード 1976年版番号順総目録
トリオ・レコード 1976年版番号順総目録です。 発行日は明記されていませんが、1975年12月発売まで掲載されています。 発行はトリオ株式会社(レコード事業部)で、総ページ数は 88 です。 画像2 契約レーベル 画像3 目次ページ レーベル毎にシリーズを分ける、という考え方はありません。 規格はできるだけ少なくし、価格帯毎に番台を設定しています。 画像4,5 邦楽 久保田麻琴と夕焼け楽団、憂歌団など、いかにもトリオらしい アーティストだと思います。 邦楽はひとつのシリーズの中に、様々なジャンルが混在しています。 貴ノ花は、輪島のライバルだった初代貴乃花関(故人)です。 マイナー・キーのフォーク調の曲です。 「おそうじオバチャン」は憂歌団のデビュー曲です(放送禁止?)。 画像6 ポピュラー(ジャズ) キース・ジャレット、チック・コリア等の良いレコードが揃っていました。 画像8,9 クラシック 若き日の井上道義さんのレコードが掲載されていますが、 デビュー直後の指揮者にこういう有名曲を録音させるというのは、 大手のレーベルとは違うな、と感じます。 それだけ期待されていたということもあるでしょう。 ピアニストの宮沢明子さんも、数多くのレコードを このレーベルに残してくれました。 モーツァルトのソナタ全集は、一番の大物でした。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #トリオ・レコード
音楽(レコード) トリオ・レコード(トリオ株式会社) 日本chirolin_band
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ポリドール・番号別総目録 1975年度版
ポリドール・番号別総目録 1975年度版です。 1971年10月1日より、 日本グラモフォン(株)がポリトール(株) に社名変更されました。 総ページ数は480で、テープは別冊となっています 画像1,2,3 表紙,奥付 発行日が記載されていませんが、1974年秋頃だと思います。 画像4 インターナショナル・グループ ポピュラー系の契約レーベルがまとめられています。 独立した規格(シリーズ)ではなく、LPであれば MW-2000 シリーズ などに混在で発売されていました。 MGMとヴァーヴは、独立した規格を持っていましたので、 ここには含まれていません。 画像5 クラシック・リスト・ページ ジャケ写は掲載されていません。 発売日が、日にちまできちんと記載されるようになっています。 規格番号の下の数字(2530 358 等)は、ドイツ本国のグラモフォン社の レコード番号です。 画像6,7 邦楽・純邦楽リスト・ページ 画像7は純邦楽の MN-4000 シリーズですが、ここに掲載されている 4枚の浪曲レコードは、かつて LPJM-507,508,509,510 として 発売されていたいたものの再発売盤です。 注意すべきはその発売日で、記されている(1966.6)というのは 以前の LPJM シリーズが発売された時のものです。 こうした再発盤(移行盤)が、旧品番時代の発売日を継承している というのは、他社でも見受けられます。 画像8 限定発売レコード 1974年度に限定発売されたレコードが、品番のみ掲載されています。 限定盤(初回プレス分のみとか、一定期間のみ販売など)は、 「デイリーでオーダーを受け、いつでも出荷する」という通常商品とは 取扱いが異なるため、敢えてこうしたものと思います。 メーカーによっては、「限定盤はそもそも総目録に不掲載」としていた ところもあります。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ポリドール(株)
音楽(レコード) ポリドール(株) 日本chirolin_band
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コロムビア番号順総目録 洋楽 1975年度版
コロムビア番号順総目録 洋楽 1975年度版です。 発行日:1974年11月1日 発行所:日本コロムビア(株) 洋楽のみで、ページ数は400です。 CBSとERATOが抜けた後のコロムビアは、 かつてとは別の会社と思えるほど様変わりしています。 画像3 目次ページ(ポピュラー)です。 シングルでは ¥600 の YK シリーズ、 LPでは ¥2,500 の YX シリーズが登場する頃です。 既にPCM録音も発売されていました。 厳密に言うと、量子化ビット数の違いなどもありましたが、 基本はデジタル録音そのものです。 画像4 末尾記号凡例ページです。 日本コロムビアとは言うものの、米コロムビアとも英コロムビアとも 関係が切れていますので、契約レーベル数は多いですが、 いささか小粒であるのは否めません。 外国レーベルの一本買い(AX)などというのもあります。 この中には、ポール・モーリアの初期音源なども 含まれていました。 画像5 リスト・ページ1 ポピュラー・シングル盤。 画像6 リスト・ページ2 ポピュラーLP盤 画像7 リスト・ページ3 クラシックLP盤 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #日本コロムビア
音楽(レコード) 日本コロムビア 日本chirolin_band
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キング番号順総目録(洋楽) 1971/72年版
キング番号順総目録(洋楽) 1971/72年度版です。 発行日は1971年6月10日です。 ページ数は504で、邦楽とミュージック・テープは別冊となっています。 画像3 目次ページです。 全体がクラシック,ジャズ,ポビュラー(ステレオ),ポビュラー(モノ) 輸入盤と大別され、それぞれページは色分けされています。 画像4 リスト・ページ1 クラシックのページです。 画像5 リスト・ページ2 ポピュラー(ステレオ)のページです。 A&Mレーベルは、カーペンターズなどのスターがいましたが、 レーベル契約のロイヤリティが高かったと言われています。 画像6 リスト・ページ3 ポピュラー(モノ)のページです。 実質的にはシングル盤がまとめられています。 1960年代後半から、少しずつステレオ盤が混在するようになります。 画像7 リスト・ページ4 輸入盤のページです。 インパルスの AS シリーズのページですが、月報に掲載されていない番号が 多数リストされています。 キング総目録の発売日表記について 新譜月表記と発売月表記が混在しています。 発売の古いものは新譜月表記のようです。 クラシックでは1969年内には年月日が明記されるようになり、 遅れてポピュラーもそうなったようです。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キングレコード
音楽(レコード) キングレコード 日本chirolin_band
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ベンチャーズ・ガールズ その5
画像1 ベンチャーズ・ラテン・アルバム 日KING:GP-685 1979年3月21日発売 画像2・3 ゴールデン・ペレス・プラード ダブル・デラックス 日KING:GW-39/40 1969年8月20日発売 ベンチャーズの方はキングから発売されたユナイト・レーベルですが、 同時代の US 盤が見つかりません。 制作のイニシアティヴは日本側にあったと思われます。 ジャケット・デザインも国内制作でしょう。 ペレス・プラードの方は、 メキシコ・オルフェオン原盤のセブンシーズ・レーベルですが、 これも国内編集のベスト盤だと思います。 発売順はペレス・プラードの方が10年近く早いので、 こちらが初登場でしょう。 裏ジャケが別ショットかとも思いますが、 よく見ると単なる逆焼きであることが判ります。 この逆焼きバージョンをトリミングし、 ベンチャーズに転用したのでしょう。 「ラテンっぽいモデルの写真ないかぁ?」となったのでしょうが(!?) 10年前のものをよく見つけ出したものですね。 #アナログレコード #レコード・ジャケット #ベンチャーズ
音楽(レコード) キング・ 1960〜1970年代chirolin_band
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コロムビアの洋楽 1968年版
コロムビア洋楽・番号順総目録 1968年度版です。 発行日は1967年12月1日で、発行所は日本コロムビア(株)です。 画像3 リスト・ページ(シングル) シングル盤・LLシリーズのページです。 この時代は、レコード番号の後に「F」「L」「C」等の記号が 付いています。「末尾記号」ということで、契約元のレーベルを 表しています。(C=CBSなど) 画像4はその一覧表です。 国会図書館での所蔵品をオンライン検索する場合、 この記号がないとヒットしないようです。 その場合、末尾にワイルド・カード(*)を指定することで検索できます。 画像5 発売日表記(コロムビアの場合) 画像中程にニュー・クリスティ・ミンストレルスのLP(YS-599)が 掲載されており、発売は(41-4)と記されています。(1966-04) 同じ商品を月報で調べると、1966年5月号に載っていて、 1966年4月10日発売と明記されています。(画像6) ということは、総目録の(41-4)は新譜月(4月新譜)ではなく、 発売月(4月発売)を表しているようです。 東芝は新譜月表記でしたから、意味合いが違っているわけです。 この辺り、資料を読む上で注意しなければなりません。 ちなみに、この(YS-599)の現物も調べてみましたが、 そこでも(66・4)と表記されています。(画像7) これも総目録と同じ発売月となっています。 画像8 新譜の追加(貼り込み) 目録使用中に発売される新譜シールです。 メーカーから随時送られており、店舗で貼り込みしていました。 YS-991 と YS-993 のシールに、 手書きで「発売中止」と書き込まれています。 一旦発売予定が告知されたものの、何らかの事情で中止案内が出され、 店舗側で書き込んだものと思います。 ちなみにこの2枚のレコード、Record Monthly 1969.05月号では普通に 掲載されており、月報には掲載されていません。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #日本コロムビア
音楽(レコード) 日本コロムビア 日本chirolin_band
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Music Monthly,Record Monthly 番外編2
Music Monthly,Record Monthly の番外編2です。 4.専用バインダー R.Monthly誌を1年分収める専用バインダーも作られていたようです。 (画像1・2) 私が入手したものは状態が悪いのですが、 1969年の12冊が綴じ込まれていました。 5.冊子の背番号 画像3がここで言う背番号のことです。 自分の手持ちの現物を見る限り、背番号が印刷されているのは1970年から と見えますが、こうして並べて眺めていると、あったりなかったり、 同じ番号がいくつもあったり、ということに気付きます。 これは多分、取り扱った販売店毎の番号だと思います。 No.3 = ハンター No.6 = 山野楽器 No.10 = 新星堂 etc. 冊子の裏表紙には、販売店名を入れる白枠が設けられており、 ここにゴム印を押す店舗も多かったわけですが、 数百部以上とかの一定の条件をクリアすることで、 印刷時に刷り込むサービスを行っていたと思われます。 (画像4) 店名印刷分は、他店と混ぜることは許されませんので、 梱包時のチェックを容易にするために、 背番号も印字したのではないでしょうか。 もっとも、店名印刷サービス自体は、もっと以前からあったようで、 背番号はなくても、店名印刷と同時に販売店固有の番号が記されている ケースがありました。 (画像5:小さく59の丸囲み数字) ということは、この番号は Record Monthly 用のものではなく、 もともとレコード商組合が加盟店に対して採番していた コード番号のようなものだったのかもしれません。 #アナログレコード #レコード資料 #MusicMonthly #RecordMonthly
音楽(レコード) 1960年代 - 1980年代 日本chirolin_band