J25LP_Comp3.リバティ・トップ10 第3集　　 　 （LIBERTY TOP 10 VOL.3）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

1. リバティ・トップ10　第3集　東芝　Liberty　L0B-12(M)　1963.11新　(F) ¥1,000　K3?
   
   ※帯付は未入手。赤盤。
   ※発売日は月報1963年11月号によるが、総目録では1963年10月臨発となっている。

総目録掲載期間

1964年版〜1966年版

裏ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

コメント

　リバティ・トップ10の第3集。このレコードは、FEN（在日米軍向けのラジオ放送）のＤＪをしていたジョージ・キャッシュマン氏を起用し、人気番組だった「TOP20」を「LIBERTY TOP 10」に変えて制作されたもの。全体がラジオ番組を聴いているように編集されており、曲の前後にキャッシュマン氏の語りが収録されている。収録曲は全10曲だが、冒頭と終わりにはテーマ・ミュージックも流されるため、盤面上のバンドはＡ／Ｂ面どちらも６つずつとなっている。

　裏ジャケットの解説では「ＤＪとは」が説明されている。また、『アメリカのＤＪは「More Music Less Chatter」（たくさんの音楽と、ちょっぴりのおしゃべり）を肝に銘じているが、日本のＤＪはお喋りが長い』などと書かれているが、これを書いているのが高崎一郎氏というのが、なんとも……

　当時のヒット曲を集めているわけだが、さすがに「ひとつのレーベルの音源で」という制約も感じさせる構成となっている。

　ベンチャーズは「スキヤキ（上を向いて歩こう）」と「行け！行け！ドンドン」が収録されている。この２曲が翌月、シングルとしても発売されているので（JSg_5 : LIB-54 : 1963.12新）、この辺りが売れ線と考えていたのだろうか？　どのように売ったらいいのか判らず、試行錯誤していたのかもしれない。

　ジャケット写真は、ニッポン放送のサテライト・スタジオ（西銀座）で放送中のジョージ・キャッシュマン氏。