スチールとファイバー

初版 2022/07/20 09:26

改訂 2022/07/20 09:26


フェラーリ308の話。


もう10年くらい前になる。右がわたしの85QV、左は友人の78年。78年のほうは文献情報的には存在しないことになっている?FRPボディの308GTS。


同じクルマに見えるが並べてみると全然ラインが違う。

78年のほうは細いTRXがセクシー。


フロントフードの終点の折り返しの形状は写真ではわからないけど完全に別物。

手前の78年のちっちゃいサイドマーカーがまたいい。

細かいことだがドアキーシリンダーの埋没具合も年式で違う。


スチールボディとは言われているが最終の85年でも床板はFRP。


78年のオーナーとは夜の高速PAでばったり出会った。全然オフ会とかじゃなく、夜出かけて帰りに寄った東関東自動車道の習志野下り。これが赤いGTBじゃなくて黒いGTS同志だったというのがまたなんとも運命じみている。


わたしが買った当時、3万キロ台の85クアトロバルボレが約400万円。空冷ポルシェと違って爆上がりしていないと勘違いしていた。いまでは8万キロ程度で1500万円になってしまった。この85QVと79年の930ターボを2台で700万円で売ってディアブロを買った。



#思い出

#欲しい

100台以上クルマ買ってきて手元に写真とミニカーしか残っていません。いずれ実物の博物館を作りたいのでまずは画面越しに作りました。概ね1960年頃から1990年代中盤くらいのクルマが好みです。

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