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JOLLY WHAT! ENGLAND'S GREATEST RECORDING STARS THE BEATLES & FRANK IFIELD ON STAGE (USA/Front Jacket)
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録音特性で音が変わる訳?
録音特性は音をレコード盤にカッティングする際に低音は溝が大きくなってしまう。そのため、カッティングする際に低音を減衰するという作業が入る。逆に再生する時に低音の減衰分を増幅させて元の音源に戻している。代表的なものにRIAAとFFRRがある。録音特性は現在はRIAAが主流となっているため、多くのアンプはRIAAに合わせて作られている。しかし、RIAAが標準的になる前には40種類もの録音特性があり、それに対応したイコライザーも販売されている。幸いビートルズはRIAAで作られているので問題は無いが、国内ではキングレコード(LONDON)がFFRRを採用している。LONDONと言えばローリングストーンズ(DECCA)であるため、ローリングストーンズのレコード盤は何となくおとなしく聴こえてしまう。FFRRの音で再生したことが無いので、そう感じるのかも知れないが・・・
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1960年代にステレオが主流となってもEP盤にモノラルが多い訳?
1960年代の後半にはステレオ盤が一般的になり、EP盤もステレオ盤で発売されたが、LPはステレオ音源、EPはモノラル音源として発売されているものが多い。なぜ、ステレオ盤にしなかったのかというと、その原因はAM放送に関係している。AM放送は当時、モノラルであったのだ。FM放送はステレオであった。そのため、敢えてモノラル盤で作ったらしい。
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米国とヨーロッパでは音の違うレコードが多い訳?
レコードの音源の出所によって、随分と音が違ったり、音質の違うレコードがある。ジャズやロックでも同じアーティストでありながら、随分と趣の違うレコードがある。たとえば、米国盤のCBS音源がヨーロッパでコロンビアが作るとなんとなく、おとなしい音になる。文化の違いによるものなのか分からないが、ヨーロッパはやはりクラシックの音作りが根底にあるのかも知れない。また、フランス盤のビートルでは明らかに軽い音に変わっているものもある。やはり、シャンソンの国で作るとこうなるのか?と思わせるが、それはそれで、結構楽しく聴けるのが不思議だ!なお、サイモンとガーファンクルの名曲にサウンド・オブ・サイレンスがあるが、国内では同時期にコロンビア盤とCBS・ソニー盤が発売されているが、まったく音が違うのだ。どちらのレコードを買ったかで、随分と印象が変わる。前者はボーカルにエコーがかかっているが、後者はエコーはかかっていない。なお、サウンド・オブ・サイレンスは当初、アコースティックギターのみであったが、エレキギターとドラムを入れて、ロックぽくしてから、大ヒットした。勿論、映画「卒業」の主題歌であったことも忘れてはならない。
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ビートルズの米国盤にはミックス違いが多い訳?
ビートルズの米国盤に音違い、ミックス違いが多く、マニア泣かせとなっている。当時の米国(キャピトル)は世界的に力があり、発売を急がされては最終テイク以前のテープを渡していたらしい。そのため、音の違い等が発生してしまったと思っていたが、キャピトルは相当、レオーディング技術に自信を持っていたようである。何と自社のスタジオで再生し、手を加えた(例えばエコーをかけたり、中音域を強めたり、各トラックの音の再生を変えたり・・・)音でレコードを作っていたらしい。現在ならば著作権上出来ないような変換を平然としていたということである。しかし、それらがあったおかげで、ビートルズの別の音を今も聴くことができるのだ!気持ちは複雑であるが・・・なお、現在のデジタル音源はEMIが世界共通音源として提供しているので、各国に差は無い。
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モノラルとステレオで針が違う訳?
通常、レコード盤にはモノラル盤・ステレオ盤・4チャンネル盤がありますが、ステレオ用の針で問題無く再生できます。しかし、モノラル盤はモノラル針で、4チャンネル盤は4チャンネル用のシステムで再生することが、最も良い状態で音の再生ができます。ここでは、モノラルとステレオの再生について簡単に触れておきます。通常、モノラル盤は左右の振幅により再生を行っていますが、ステレオは左右上下の振幅によってレコード再生するために、レコードの溝に違いがあります。以前はモノラル針でステレオ盤を再生するとレコード盤を痛めると言われていましたが、現在のモノラル針はステレオ盤でも溝を傷めないように作られています。また、モノラル盤はモノラル針で再生すると、音圧や音質が格段に上がることが知られています。モノラルは単に古いということではなくその溝に刻まれた音は素晴らしい音であることを伝えたいです。
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レコード盤が黒い訳?
レコード盤というと一般的に黒色です。たまに、ピクチャーレコードやカラーレコードがありますね。レコード盤は塩化ビニールを原料としますが、実際は透明な材質です。塩化ビニールだけでは粘りが少ないので、粘りを多くするためにカーボンを混ぜています。カーボンは黒いためにレコードは黒くなるのです。ちなみに、ビートルズの国内の初版盤には赤盤があります。EverCleanとジャケットに書かれていますが、これは摩擦による静電気を発生しにくくした盤です。その後も赤盤の再発がありましたが、残念ながら初版盤と違い単に赤い色を混ぜただけだそうです。
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レコード盤が黒い訳?
レコード盤というと一般的に黒色です。たまに、ピクチャーレコードやカラーレコードがありますね。レコード盤は塩化ビニールを原料としますが、実際は透明な材質です。塩化ビニールだけでは粘りが少ないので、粘りを多くするためにカーボンを混ぜています。カーボンは黒いためにレコードは黒くなるのです。ちなみに、ビートルズの国内の初版盤には赤盤があります。EverCleanとジャケットに書かれていますが、これは摩擦による静電気を発生しにくくした盤です。その後も赤盤の再発がありましたが、残念ながら初版盤と違い単に赤い色を混ぜただけだそうです。
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レコード針が凄い訳?
レコードはレコードの針が溝をトレースする時に発生する僅かな起電力をアンプで増幅して、スピーカーを鳴らす。その際、レコード針の先端には相当の圧力が掛かると言われている。なんと、LPの片面を演奏すると大体2000メートル走破するそうである。※レコードの記録により差はあります。 この過酷な仕事を淡々とこなしてくれて、私たちに素晴らしい音を聴かせてくれるのです。 レコード針にも針供養が必要ですね!! なお、SP盤では竹製や鉄製の針を使います。現在はダイヤモンドが普通ですが、サファイヤ針もありました。
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米国の2枚組のレコードにはA面の裏がD面となっているものが多い訳?
米国の2枚組のレコードには不思議な事にA面の裏がD面というものがある。どうしてかな?と思っていたが、当時、米国ではオートチェンジャーという自動演奏(ジュークボックスみたいなもの?)の機械があったようです。そのオートチェンジャーの演奏順に合わせると、最後にA面の裏が演奏されたそうです。従って、A面の裏がD面。日本盤ではあまり見掛けませんね!
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英国3枚目の「A Hard Day's Night」を米国で聴こうとすると、3枚購入する必要があった訳?
ビートルズの3枚目のLP「A Hard Day's Night」はA面が映画のサウンド・トラック、B面が映画で使用しなかった曲で纏められている。全曲オリジナルの最高傑作の1つであるが、米国ではこの13曲を聴くためには3枚のLPを購入しなければならない。その理由は映画の配給会社である、UA(ユナイテッド・アーティスト)が権利を有していたため、映画で使用された曲はキャピトルでは使用できなかったから!
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米国盤の曲目が少ない訳?
ビートルズを例にとると、英国でのレコードの曲数は14曲となっている。勿論、曲の長さや、カッティングの方式によると思われるが、米国でのレコードの曲数は12曲である。当初はシングルで発売された曲などは除く習慣と思ったりしていた。ちなみに、米国で発売されたビートルズのLPが英国と同じになったのは、何とサージェント・ペッパーズからなのだ!それまでは、滅茶苦茶な選曲であったのだ!Yesterday And Todayのブッチャーカバーはビートルズがアメリカを皮肉った結果のジャケットなのだ!では、何故、12曲だったのか?ビートルズに対する嫌がらせではなく、当時の米国の法律で曲数が決められていたそうです。
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レコードの外側が厚くなっている訳?
SP盤や1950年代のレコード盤の多くは外側が平らになっているが、1960年代になると、外周が厚くなっている。これは、レコード針がすべり落ちるのを防ぐためだと思っていたが、実はレコード盤を水平に積み上げた時にレコードの溝が痛まないようにしたものです。どちらも、正しいようですが、当時は横に積み上げて保管していたようです。
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Deep Purple
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Wishbone Ash
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