FN・ブローニング・ハイパワー 「カナディアンMK-1」。

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FNブローニング・ハイパワー「カナディアンMK-1」。

天才銃器設計士の「ジョン・モーゼス・ブラウニング」技士による、遺作の名銃。

ダブルスタガードマガジンの採用により、当時では驚異的な13発の装弾数を誇る。

ハイパワーの名の由来は使用弾薬の威力の事では無く、この時代のオートマチックピストルの中では圧倒的な多弾数による、火力の高さを表す物。

ジョンブラウニング技士は、このハイパワーの基本設計の段階に、FN社の玄関先にて急逝した。

残された図面を元にFN社の技士達の手により、ハイパワーは完成した。

ナチスドイツにも占領国にて戦時生産され使用されたり、イギリス特殊部隊のSASでも近年迄使用されていた名銃。

イギリス軍の要請によりカナダで生産されたカナディアンMK-1

今ではトイガンは、マルシンのモデルガンとタナカのガスブローバック方式の物位しかマトモな物が生産されていない、不遇の名銃でもあります。

これは余談ですが、ジョン・マクレーン刑事で有名な映画の「ダイ・ハード」の原作小説では、主人公の使用する拳銃は実はベレッタ・92Fではなく、このブローニング・ハイパワーでした(笑)。

比較対象の為に、ネットよりお借りした実銃画像も掲載させて頂きます。

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    8823hayabusa

    2019/02/01

    あの当時での13発装填は、1発が生死を分ける戦場では画期的でしたね。 しかもグリップした感じに違和感を感じさせない厚み。名銃です。

    マルシンのモデルガンの国別毎のバリエーションのが凄く欲しかったです。特に中国製モデル♪

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      MOYO.

      2019/02/01

      8823hayabusaさん。コメント頂きまして有り難う御座いますm(__)m。

      このハイパワーの生まれた時代に、ハイキャパシティーオートマチックピストルを作った、ジョン・ブローニング技師は正に天才ですよね(笑)。

      実銃のハイパワーはFN社の製品としては先日遂に生産を終了しましたが、いまだに世界各国でコピー品やライセンス生産品は生産されており、まだまだその歴史が潰える事は無さそうです(笑)。

      チャイニーズハイパワーのモデルガンは余り出てこないですね(笑)。

      当時は余り売れなかったのかもしれません(^_^;)。

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