レンタルした車たち(5)
DAIHATSU COPEN CERO https://muuseo.com/akio_kitano/items/411 北野晶夫 Busman's Holiday手抜きで昔の日記を張り付けてみる。先週の初め頃から、持病の「車買う!買う!病」が再発し、日曜日にダイハツ コペン、月曜日にHONDA S660をディーラーで相次いで試乗し、さらに火曜日から昨日にかけてコペンのレンタカーを借り出して580㎞にわたり走り回ってきた。大体、仕事で毎日軽トラを走らせているのに・・・Busman's Holidayとはまさにこのことか?コペンについてはライトウェイトスポーツ好きの自分としては、2代目のセロが発売されてからずっと気になっていて、ホームページでオンライン見積を繰り返していた。今回の「発病」で意を決してディーラーに試乗を申し込んでみた。試乗車はもちろんセロのMTである。意気揚々とディーラーに向かいマタドールレッドパールの実車を見て、内装も好みのレッドインテリアパックなので気分は高まるばかりである。しかし、嗚呼何たること!実際乗り込んでみると普段軽トラばっかり運転しているせいか?ドライヴィングポジションがまったく合わない!!!どんなに調整しても「イタリアの猿」状態である。おまけに右脚のサポートが効かず、長時間この状態では足が攣りそうだ。実際に走り出してもルーフを閉めた状態ではまったくいいところがない。まったく百年の恋も冷め果ててしまった。見た目は本当に可愛いのに本当に残念だった。失意のうちに帰宅したが、よせばいいのに、ならばHONDAのS660があるじゃないかとまだまだ発作は収まらない。翌日、凝りもせずにHONDAのディーラーに原チャリで参上、女性スタッフに「ここは車のお店ですが・・・」と変な目で見られるがめげずにS660に試乗してみる。ルーフを取って乗せてもらったので、コペンより幾分ましだが、ポジションが合わないことに変わりない。これは自分がオヤジのせいなのか?・・・女性スタッフには「慣れれば大丈夫ですよ。」と慰められるが気分は落ち込んだままだ。家に帰って「慣れれば」という言葉を信じて、長時間乗れば大丈夫かな?と、今度はレンタカーをネット検索してみる。そうして火曜日の夕方めでたく黄色のコペンセロをレンタルし昨日早朝、長野方面へ出動する。やはりルーフを開けていると百難隠すという感じで気分は爽快である。ワインディングロードを満喫し、頭が真っ白になるくらい高速道路を走らせてようやくラチオが働いてくる。「これで保険料込みレンタル代¥11,660だよ。買うと思えばこれが200回出来るんだよ。・・・」「Ferrariだってポルシェだってレンタルできる時代なんだよ。」最後にレンタカー屋のスタッフさんのトドメの一言「NDロードスターもありますよ!!」