• ワープ&ワープ(アーケード)

ワープ&ワープ(アーケード)

初版 2024/10/27 20:40

改訂 2024/10/27 20:40

  • 販売・開発:ナムコ
  • 稼働:1981/7

操作方法

  • レバー:移動(4方向)
  • ボタン:攻撃(ショット/ボム)

システム

  • プレイヤーを操作し、一定数出現するベロベロ(敵)を全て倒すとラウンドクリアとなる。
  • ゲームは「スペースワールド」「メイズワールド」の2つで構成されている。最初は「スペースワールド」から始まる。一定時間ごとに中央のワープゾーンが点滅し、入ると「メイズワールド」に行くことができる。
  • 「スペースワールド」は単発のリニアガンを撃ちベロベロを倒す。
  • リニアガンは画面左下に弾の表示があるときに撃てる。
  • 画面の4隅から出現するベロベロが撃ってくる弾にあたるか、ベロベロに触れるとミスとなる。
  • また、同色のベロベロを3匹倒すと、画面端を移動する「ミステリー・ベム」が出現する。倒すとボーナス点。
  • 「メイズワールド」は格子状に通路があり、爆弾を使ってベロベロを倒す。
  • 爆弾は配置後に一定時間経つと上下左右に2ブロックの爆風を出す。
  • 同時に複数のベロベロを倒すとボーナス点。
  • 中央のワープゾーンからもベロベロが出現する。

概要

  • 同社「ボムビー」の基盤を再利用する目的で岡本進一郎氏にて企画された。プログラムは深谷正一氏。
  • タンクバタリアン」と同様に、アタリ「ブレイクアウト」の基盤を流用して制作された。しかし、前年「パックマン」、同年「ギャラガ」と比べて画面表現力が劣り地味な印象であったため、ヒットするまでは行かなかった。
  • 家庭用機への移植はMSX用のみとなるが、後年にファミリーコンピュータ用に「ワープマン」としてアレンジされたものが発売された。

攻略メモ

  • ワープゾーンの上下の壁は、ベロベロの出す弾を防御することもできる。ワープゾーンが点滅していない場合は、ここにいると左右からの攻撃に専念できる。
  • エクステンドは30,000ptsごとだが、配点が低く、赤のベロベロだけを倒していても200匹倒す必要がある。そのため点数稼ぎを意識する必要があるが、具体的にはスペースワールドで赤のベロベロを続けて倒し、2,000ptsのミステリーベムを出していくことになる(後述)。1面で最高15,000pts取れるので、最短で2面クリア時にエクステンドできる。
  • ラウンドが進むとゲームのスピードが上がり難易度が上昇するが、5ラウンドごとに低難易度になる。

ベロベロについて

  • 色は一定時間ごとにランダムに変わる。黄色は60pts、オレンジは90pts、赤は150pts。ある程度泳がせ、積極的に赤を倒していきたい。
  • プレイヤーを追いかけるときと、一定の法則で動くときがある。追いかけてきたときは早めに倒す。
  • 画面4隅にベロベロの出現ポイントがあるが、そこから半径3ブロック以内にプレイヤーがいるとベロベルが出現しなくなる。高次ラウンドではこれを利用し、ベロベロを封印するテクニックが有効となる。

ミステリーベムについて

  • 同色のベロベロを3匹倒すごとに出現するが、色によって出現するキャラクターが決まっている。
    • 黄:緑色のカエルタイプ。500pts。
    • オレンジ:水色のタコタイプ。1,000pts。
    • 赤:桃色のカニタイプ。2,000pts。

北の大地で試されているIT土方です。せっかく半世紀ほどゲームを楽しんできたので、ここに記憶と記録を残そうと思います。
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