• タンクバタリアン(アーケード)

タンクバタリアン(アーケード)

初版 2024/10/25 21:53

改訂 2024/10/25 21:53

  • 販売・開発:ナムコ
  • 稼働:1980/10

操作方法

  • レバー:方向転換・移動(4方向)
  • ボタン:ショット(単発)

システム

  • プレイヤーであるイエロータンクを操作、画面右上・左上の2か所から出現するブルータンク(敵)を全滅させるとラウンドクリアとなる。
  • 面を構成しているレンガの壁は、プレイヤーや敵の弾で崩すことができる。
  • 敵弾にあたるとミスとなり残機が減る。ミス後の再スタート時は、崩れた壁はそのままとなっている。残機がゼロになってもゲームオーバー。
  • 画面下部には指令室があり、敵に破壊されると即ゲームオーバーとなる。

概要

  • のちの「ゼビウス」「ワルキューレの伝説」などの開発を担当する、岡本進一郎氏のナムコ入社後に企画を担当した1作目のタイトルであり、アタリの「スーパーブレイクアウト」のものを流用する前提で企画された。
  • ちなみに、タイトル検討時、「バトルシティ」の名前も候補にあった。これは、後に発売されるファミコン用ソフトのタイトルに受け継がれることになる。

攻略メモ

  • フィールドのレンガを有利な形になるよう崩し、画面上部で立ち回るのが基本的な戦略となる。
  • ラウンド10まではパターンが決まっているが、ラウンド11以降はランダムになる。
  • また、前述のとおり指令室が破壊されると即ゲームオーバーのため、画面下部に進行したブルータンクは優先して倒す。このとき、指令室に向けて撃つと自ら外壁を壊したり指令室を破壊することになるので、慎重に攻撃する必要がある。
  • 全体的にキャラクターが8ドット単位でしか動けず、操作に若干クセがある(後述「プレイヤーについて」参照)ため、なるべく込み入った通路には入らない方が得策。
  • 弾は敵と縦横の座標が合っている必要があり、半キャラズレていると当たらない。これは、敵弾にも該当する。なお、敵弾はプレイヤーの弾で相殺できる。

プレイヤーについて

  • プレイヤーはレバーを進行方向と別方向に入れた時、まず最初に方向が変わり、再度同じ方向に入れると初めて移動となる。そのため、慌てて操作するとその場から動けずに敵に狙い撃ちされることになる。
  • 弾が単発なので、むやみに撃つと隙を狙われてしまう。特に3ラウンドごとに登場するレンガのないステージでは、弾を外すと次に撃てるまでの間に敵に侵攻を許すことになるので、狙い撃ちするスキルが必要。(ただ、ブルータンクの動きの先を読みにくいので、難しいが)

ブルータンクについて

  • 敵のブルータンクはプレイヤーの半分の速度で移動するが、方向転換の隙が無く、縦横無尽に動き回るため、注意が必要。
  • 動作パターンは数パターン用意されており、ラウンド進行や時間経過などの条件により動作の確立が変動する。具体的には、時間が経ったり、ブルータンクの残りが少なくなると、司令部に近づく確率が高くなる。そのため、長期戦は不利となる。
  • ブルータンクを破壊した時のスコアは、倒した距離と方向で変わる。しかし、敵は最大2連射してくるので、敵弾を相殺できるとしてもハイリスクである。
  • なお、7台目と13台目を正面から接近して倒すと1,600ptsが入る。

北の大地で試されているIT土方です。せっかく半世紀ほどゲームを楽しんできたので、ここに記憶と記録を残そうと思います。
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