-
近畿日本鉄道30000系「Vista EX」
1978年に登場した特急型電車で、2階建て構造の車両を編成中に組み込んだ「ビスタカー」としては、3代目にあたる形式です。 1996年からは、22000系「ACE」などの登場によって見劣りが顕著になった車内をリニューアルする工事が開始され、塗装の変更と同時に、愛称も「Vista EX」になりました。 この模型は、喫煙室設置工事と新塗装化が施された、2019年以降の姿が再現されています。 以前製品化されていた新塗装の車両は、喫煙室がまだ設置されていない過渡期のタイプであったため、両方とも施工が完了したこのタイプの製品化を心待ちにしていました。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000
-
キハ283系「おおぞら」
以前「スーパーおおぞら」としてKATOより製品化されていたキハ283系ですが、近年の姿に合わせる形で2021年にリニューアルの上、再販となりました。 前作との変更点は、 ◯セット構成の見直し ◯釧路方先頭にも幌枠を標準取付 ◯屋上にプロテクタのある姿を再現 ◯床板の着色(成形色) ◯HM・シール収録内容の変更 などです。 基本と増結を合わせても9両編成となりましたが、中間運転台のあるキハ282形2000番台がセット中に2両入るようになり、北斗やホームライナーの幕も収録されたことから、楽しみ方が広がりました。
鉄道模型 Nゲージ KATO IMON横浜店Tsukuba-3000
-
485系1500番台 K60編成
485系は、国鉄電化路線の特急型電車として登場した車両です。1964年から1979年の間に製造され、その後も本州や九州で活躍を続けたオールマイティな車両です。 1500番台は、300番台を基本に北海道での使用を考慮して改良された車両で、函館本線の特急「いしかり」に使われました。しかし、それでもなお雪対策が不十分なことが判明し、781系に置き換えられる形で本州へ転属しています。 K60編成は新潟地区で活躍していた1500番台を常磐線の勝田電車区に転属させたもので、主に臨時列車などの波動用として用いられました。青い帯とイルカのマークが特徴です。その後、「ビバあいづ」で活躍していた車両がK40編成として転入し、2編成を連結させた10両編成で運用に入ることもありました。 実車は2013年に引退しています。 模型はTOMIX製で、ハイグレード商品として発売されました。それ故細かな取り付けパーツも多く、整備に時間がかかりましたが、アンテナやトイレタンクなども余すことなく再現されています。 関東では、発売後すぐに市場から消え、買取も高値になるほどの人気ぶりでした。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000