各地に伝わる「郷土玩具」はその地域固有の環境や時代背景により生まれ、継承されてきました。
現在は、年賀切手のデザインに採用されることにより一時的に注目されることはありますが、多くの郷土玩具は私たちの生活に密着しているわけではないので、製作者が亡くなったり廃業されたりすると、後継者もなく、二度と目にすることができなくなるということが起きています。

一方、これまで郷土玩具を購入するには、現地に行くか、観光・物産展のようなところで探す等、限られた方法しかありませんでしたが、インターネットの普及により、本や雑誌・テレビでしか見ることができなかったお気に入りをオークション等で、手に入れることができるようになりました。

きちんと郷土玩具を収集するには今しかないと考え、乏しい予算(小遣い)のなか、少しずつ集めてきましたが、これまで収集したものをここに紹介していきます。