オオハム
スウェーデン 1986年
Wikipediaより引用
学名:Gavia arctica
アビ目アビ科に分類される鳥類の1種。北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカ、アラスカ西部、南はバイカル湖、アムール川で繁殖し、冬季はやや南下してヨーロッパの大西洋沿岸や、黒海沿岸、沿海州から中国東部にかけての日本海、東シナ海沿岸に渡り越冬する。
日本では冬鳥として、九州以北の沿岸に飛来する。
全長約72cm (58-73cm)、翼開長約120cm (110-130cm)。頭頂は平らであり、くちばしは黒色でまっすぐとがる。
雌雄同色。夏羽の前頸は緑色光沢のある黒色で、背は黒色に白色の角斑が並ぶ。冬羽では背面は暗褐色で、下面は白色。泳いでいるとき後脇に白色部が見える。幼羽は後頸と背が淡い褐色で、背には淡色の羽縁が認められ不明瞭なまだら模様に見える。
主に魚類などを潜水して捕食する。飛翔の際は水面を足で蹴って助走を行い、小刻みな翼動で直線的に飛ぶ。