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セイヨウナナカマド
フィンランド 1991年
Wikipediaより引用
学名:Sorbus aucuparia
バラ科ナナカマド属に属するヨーロッパ原産の落葉樹。ヨーロッパの中部から西部の広い範囲に分布し、その生息域は北極圏にも達する。生息域の南部である地中海地方では山地の高いところでのみ見られる。
落葉性の中低木で、成長すると8~10m程になることが多い。
樹皮はなめらかで、若木は銀灰色をしている。樹齢を重ねると薄い灰褐色になり、時にはひび割れする。葉は長さ10~22㎝、幅6~12㎝。9~19枚の小葉が羽状複葉を形成している。小葉1つの長さは3~7㎝、幅は15~23㎜。葉の縁は粗い鋸歯状。枝の末端に、最大で250個ほどの花が、直径8~15㎝の散房花序を形成する。1つ1つの花は1㎝ほどで、5つの乳白色の花弁をもつ。両性花で昆虫によって受粉される。果実は直径6~9㎜で、最初は緑色だが、夏になり成熟するにつれて鮮やかな赤色になる。