ヒオウギガイ

0

日本 1989年

Wikipediaより引用
学名 Mimachlamys nobilis
イタヤガイ目イタヤガイ科の貝。
殻長は10cmほどで、形状は扇形。殻頂の前後に耳状突起がある。右殻の前方の耳状突起の直下には櫛の歯状に切れ込みがあり、ここから足糸を出し、右の殻を下にして石や岩に固着する。貝殻の色は赤、橙、黄、紫などで、1個体は単色だが、個体によって変異に富んでいる。
日本の房総半島以南に分布し、干潮線帯から水深20mくらいまでの岩礁に生息する。
ホタテガイと同じイタヤガイ科であるが、岩礁に足糸によって強固に固着しているため、危険が迫ってもホタテガイやイタヤガイなど砂泥底生のイタヤガイ科の貝と同じように、二枚の貝殻を開閉し水流を起こし泳いで逃避することは出来ない。
鮮やかな黄色や紫色の個体に高い商品価値がつけられて、よく養殖されている。貝柱は食用となり、そのまま焼いたり、刺身、ステーキ、お好み焼きの具などに使われたりする。

Default