ベニシジミ

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日本 1997年

Wikipediaより引用
学名:Lycaena phlaeas
シジミチョウ科ベニシジミ属に分類されるチョウの一種。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する。
成虫の前翅長は1.5cmほど。前翅の表は黒褐色の縁取りがあり、赤橙色の地に黒い斑点がある。後翅の表は黒褐色だが、翅の縁に赤橙色の帯模様がある。翅の裏は表の黒褐色部分が灰色に置き換わっている。時に白化する場合もある。
成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。春に発生する成虫は赤橙色の部分が鮮やかだが、夏に発生する成虫は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になる。
冬は幼虫で越冬する。
幼虫の食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、卵もタデ科植物に産みつけられる。幼虫は脚の無いワラジムシのような形をしている。ふつうは緑色だが紫の縦じまがある場合もあり、これはタデ科植物の葉と葉脈に似せた保護色とみられる。

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