モズ
日本 1998年
Wikipediaより引用
学名:Lanius bucephalus
スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類。
日本、中国東部から南部、朝鮮半島、ロシア南東部(樺太南部含む)に分布している。
全長19-20cm。眼上部に入る眉状の筋模様(眉斑)、喉や頬は淡褐色。尾羽の色彩は黒褐色。翼の色彩も黒褐色で、雨覆や次列風切、三列風切の外縁は淡褐色。嘴は黒っぽく、先端が曲がった鉤状になっている。
開けた森林や林縁、河畔林、農耕地などに生息する。
食性は動物食で、昆虫、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べる。樹上などの高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り捕えた獲物を食べる。
モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。秋に初めての獲物を生け贄として奉げたという言い伝えから、この習性を「モズのはやにえ(早贄、速贄)」と呼ぶ。