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オーストラリアウンバチクラゲ
オーストラリア 1986年
Wikipediaより引用
学名:Chironex fleckeri
ネッタイアンドンクラゲ目ネッタイアンドンクラゲ科に属するクラゲ。オーストラリア北部からインドネシア近海に分布。
立方クラゲ類の最大種であり、傘高は30-50 cm、傘の四隅にある葉状体から最多で15本ずつ伸びる触手は最長で4.5 mほどに達する。
本種は地球上で最も強い毒性を持つクラゲとして知られ、触手に触れた小魚や甲殻類を瞬時に殺して捕食する。この毒はヒトに対しても極めて有害であり、刺されると耐え難い程の激痛を感じ、次いで刺傷箇所の壊死・視力低下・呼吸困難・心停止等の症状が現れ1 - 10分程で死に至る。刺傷箇所がごく小範囲であれば一命を取り留めることもあるが、傷跡は残ることが多い。
傘が半透明のため水中での視認が困難であり、加えて触手がアンドンクラゲやハブクラゲよりも多く長いために気付かずに接触してしまうという事が起こりやすい。昼行性であることもあり、海水浴客にとっては非常に危険な生物である。