アブラギリ

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ベトナム 1977年

Wikipediaより引用
学名:Vernicia cordata
トウダイグサ科の落葉高木。種子から桐油と呼ばれる油を採取して塗料などに用いる。
西日本と中国に自生し、また栽培もされる。葉の形はキリに似る。葉の基部には柄のついた蜜腺が1対ある。花は6月頃咲き、5弁で白く径3cmほど、円錐花序をなしよく目立つ。果実は円い蒴果で6個の大きな種子を含み、秋に熟す。
種子から採れる桐油は不飽和脂肪酸を多く含む乾性油であるため、塗料や印刷インキ、油紙の材料として盛んに使われた。ただし、エレオステアリン酸など毒性を持つ不飽和脂肪酸を含むため、食用にはできない。
台湾で『桐』という字はアブラギリを指す。台湾を代表する植物。

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