マレーヒヨケザル

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ベトナム 1976年

Wikipediaより引用
ヒヨケザル科の哺乳類。ムササビに似ているが、ネズミの仲間ではなくサルの仲間。インドシナ半島、マレー半島、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島などに分布。
体長33–42cm、翼開長65–75cm。頭部は身体に比して小さく、吻端は丸い。眼が大きく視覚が発達しているが、耳介は小さい。切歯はヒヨケザル特有の、櫛状の形態になっている。皮膜は首と四肢、尾の間に張られ、凧型となる。
体毛は短く、全体的に灰色がかった茶色である。背中は赤あるいは灰色がかっており、明るい灰色の斑があるものもいる。
海岸沿いから標高100m程の山地にかけての森林に、樹上で群れを作って暮らす。夜行性あるいは薄明薄暮性であり、夕暮れから夜明けにおいて活発に活動する。食性は植物食。櫛状の切歯で蜜や樹液などを濾しとって食べる。

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