ヨーロッパイセエビ

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ユーゴスラビア 1956年

Wikipediaより引用
学名:Palinurus elephas
イセエビ科のエビ。地中海から東大西洋にかけて分布。
主に水深20~70メートル(66~230フィート)の潮間帯以下の岩の露出した海底に生息する。
体長60cmに達することもあるが、40cmを超えることはまれで、通常は25~30cmである。成体は赤褐色で黄色の斑点がある。甲羅はやや圧縮され、側面の隆起がない。甲羅は前方の棘で覆われ、眼窩上棘は顕著。触角は非常に重く、棘があり、先細りで体よりも長い。
繁殖期は9月から10月で、雌は赤っぽい卵を産む。この卵は約半年後の春に、平たく葉の形をした浮遊性幼生(フィロソマ幼生)として孵化する。成体になるまでに10回のフィロソマ期とプーラス期を経る。
地中海周辺で食用として広く漁獲されている。

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