オーストラリアマツカサウオ

0

オーストラリア 1985年

Wikipediaより引用
学名:Cleidopus gloriamaris
キンメダイ目マツカサウオ科に属する魚類の一種。クイーンズランド・ニューサウスウェールズ・西オーストラリアの沿岸に分布する。岩礁や港などの深度6-200mで見られる。
全長22cm。体は丸く、後ろ向きの鋭い棘のある大きな鱗に覆われている。鱗は黄色から白で、後縁は黒い。頭部は大きく、頑丈な骨に覆われ、粘液孔がある。吻は丸くせり出し、その下に大きい口がある。歯は顎・口蓋・鋤骨にあり、細く小さい。唇と顎の一部は黒く、下顎の発光器まで赤い筋がある。下顎の口角にある凹みには発光バクテリアが共生し、口を閉じると隠れる。光は若魚では緑だが、年とともに赤みがかる。
鰭が小さく鱗が硬いため、泳ぎはうまくない。夜行性で、日中は洞窟や岩棚の下に隠れている。夜間に砂地に移動し、発光器で小エビをおびき寄せて捕食する。

Default