Dousa, Janus (ヤヌス・ドーサ)

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オランダ 1950年

(1545-1604)
 オランダの政治家・法律家・歴史家・言語学者。ライデン大学図書館の初代学長。
 ノールドヴァイク生まれ。5歳の時にノールドヴァイクの領主である両親を失い、15歳まで祖父の、その後は叔父の保護を受ける。
 ブラバントで学び、その後パリに留学し、多くの著名人と交流する。1565年に帰国し、結婚した。
 1566年に領地のノールドヴァイクに戻ると、スペインのくびきから自由になるための闘いに心血を注いだ。1570年には貴族を代表してホラント州の議会の一員となり、議会でスペインに対する反乱が決まると、ドーサも参加した。
 1574年のスペイン軍によるライデン攻囲戦では、偶然滞在していたドーサは、軍経験がほとんど無いにもかかわらず、防衛軍の指揮を執り、市長や市民を勇気づけた。その功績により、ライデン大学が設立されると、初代学長に任命され、30年近くこの役職を務めた。ドーサは外国人学者との交友を通じて、多くの著名な教師、教授をライデンに呼び寄せた。
 その後オランダの公文書管理官、ホラント州やゼーラント州の司法長官を歴任した。

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