12 O'Clock High

『12 O'Clock High』は第二次世界大戦中のヨーロッパにおける航空戦に基づいたカードゲームです。2人から6人のプレイヤーが、ドイツ・イギリス・アメリカで生産された軍用機を使って、自分の本土を守りながら対戦プレイヤーを降服させるべく爆撃するのです。

本作はアメリカのWild West Productions社が発売したゲームです。航空機カードはフルカラー印刷のコート紙ですが、隅切りがされていないなど全体的にアマチュアぽい出来です。同人ゲームなのかもしれません。
プレイヤーは史実の国家を担当するのではなく、陣営にかかわらず様々な国で生産された航空機を使うことができます。連合軍側と枢軸軍側といった陣営分けもなく、全プレイヤーが敵です。AHの『Naval War』に状況は近いです。
ルールブックには「ビールとおつまみを（合法であれば）お供に」と書かれていますが、設定はともかくルール自体は意外にしっかりと戦略爆撃を再現するものになっています。

#戦略爆撃　#何でもあり

ターンスケール：　不定（プレイヤー数により1ヶ月～2ヶ月ほど）
ユニットスケール：　航空機カード＝航空団～飛行群