最後の謎

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YOMIURI Weeklyの掲載記事。
そのまま載せるわけにもいきませんので,画像での紹介。
芦ヶ原氏の業績は,キャストパズルだけではないのですが,誌面ではそのことが中心に書かれています。
キヤストパズルより前に,「T」パズルに代表されるホテル販売でのシルエットパズルでパズルの楽しさを知った人も多いと思われます。
その他にも数え上げればきりがないほど,いろいろなパズルに関わっておられます。

気の合うパズル仲間が集まって,温泉につかって,蟹を食べてパズル三昧というようなことを年に一度くらい行ってきました。
そういうとき,必ずと言っていいほど,私の留守宅へNob氏から電話がありました。まるで,なにかパズルに関して楽しい事があるようだという嗅覚があるのかと思えるほどに。
そういうときは,留守である事情を聞き,携帯にかかってくるというのがその都度でした。

この前の土曜日の出来事。
パズル仲間が集まって定期的な会を催していました。
そこに自宅から電話。出てみると,
「今,芦ヶ原さんから電話があった」
「えっ!」一瞬,顔色が変わったと思います。
よくよく聞いてみると,ご子息からの電話でした。
声がNob氏と生き写しのご子息の電話に,うちの家族も一瞬凍り付いたようでした。
偶然というのは,こういう風に起こるものなのですね。

霊界から例会へのご機嫌伺いということでは,なかったようです。
もし,そうだとしてもおもしろいかも。
またパズルについてあれやこれや話していられるのに。
この日にご子息から電話があるという偶然,ひょっとしたらNob氏の意志が働いていたのではないだろうか。
私にとっての「最後の謎」になりました。

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