東洋ガラスのパズル TOYO GLASS PUZZLE
東洋ガラスパズルは、1988年から1995年の約7年間のみ製作されました。その販売品としてのモデル
は100種以上に及びます。非売品としてのモデルも数多く存在しました(試作品、販売促進用、イベ
ント用など)。
この偉業は、当時の東洋ガラス株式会社社長であった佐伯邦男氏の存在なくしては成し得ませんで
した。ガラス会社の中に立ち上げられたパズル部門「パズルシティ」。ガラスとパズルのマッチン
グ。この発想こそがパズルです。「Life is like a puzzle」という佐伯氏のことばどおり。
芦ヶ原伸之氏を始め、パズルシティのスタッフ等、佐伯氏の周りの共同体制がありました。建設的
である一方で、夢のある楽しい時間を共有されたことと想像します。その想像だけでも、楽しい気
分になります。
それにしても、短い製作期間ではありましたが、後に続く世代へ、どれほど豊富な遺産を残された
ことか・・! 凝縮された、輝きを放つ7年間です。