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地下鉄駅間パズル 途中下車２ ボツパズル
今日は本には載せられていない，小冊子のみ掲載のボツネタのページ。芦ヶ原氏のコメントと共に。
「その1」
アルファベットに，０から９までの数字をあてこみ，この計算を完成させてください。
ＳＥＮＤ＋ＭＯＲＥ＝ＭＯＮＥＹ
◎採用になった，ＯＳＡＫＡ＋ＫＹＯＴＯ＝ＴＯＫＹＯと並ぶ，覆面算の名作。同じ答が得られるもので，シンセツ＋ライネン＝ライセンスという，自動車教習所の広告みたいなのもあります。
「その2」
図のように，糸でバットを吊り，水平につり合う部分（Ａ）で，このバットを２つに切り，（Ｂ）と（Ｃ）の重さを量りくらべたら，さて，どちらが重いだろう。
◎ふだん，パズルの苦手なスタッフがすんなり解いてしまい，コレはかんたんすぎるという結論にいたったのでボツ。金属バットを２つに切るのは骨が折れるという，まったく問題に関係ない意見もありました。
「その3」
大阪城から，まんまと千両箱を盗み出したくせ者。逃げようと走りながら，フト気がついた。忍び込む時は，お堀を泳いで来たのだが，帰りは千両箱の重みで沈んでしまう。舟など用意していないし，あるのはお堀の幅より少し短い板切が２枚だけ。さて，どうすれば無事逃げ延びられるか。
◎問題そのものに，無理があったのと，どろぼうを逃がす方法なんて，いくらパズルとは言え不謹慎。という良識派の意見に押されたためボツ。
さらに解についてのコメントも。
◎解の通り，と言いたい所だが，これは，外から忍び込む時に有効な手段で，内からは無理である。また，板を舟のかわりにする，という別解も予想されるので，やっぱりボツ。
