箱根ろくろ細工

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この2日間、箱根でパズルに関わってのいろいろな出会いを楽しんできました。出発の朝は雪が降り積もり、どうなるかと心配しましたが、両日とも天候もよく気持ちよく過ごせました。
たくさんの収穫、パズルやその他がありました。いくつかここでも紹介していきたいと思います。

まず、ということで、いきなりパズル以外のものから。
嬉しいものを入手。箱根湯本の駅から、一駅小田原寄り、入生田の駅近くに店を構えておられる田中一幸氏の「箱根ろくろ細工」
以前、葉樹林日記で紹介させていただきました。残念ながら今は、からくりの方からは撤退されているようです。
今日のものは独楽。目の前で作っていただきました。その工程、わずか数分。見事な技です。見ているこちらも思わず息を詰めてしまうほど繊細なものです。財布にいれておくとお金が貯まるそうです。
たまらなくても大事にしておきます。ありがとうございます。

もうひとつ独楽の紹介。寄せ木の独楽。美しいです。
これも目の前で作っていただきました。
最初はいろいろな細い樹種を貼り合わせた角材の状態からの制作。
角材の太さに合わせた治具をろくろに固定。真ん中に穴の開いた特殊な鉋で、あっという間に丸棒に。それを適当な長さに切って、ろくろに固定して独楽の制作。角材から始めても5分とかからない手際の良さ。美しい職人技を見せていただきました。感動。
この独楽、バランスも良く、よくまわります。感謝、感謝。

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