タングラム アメリカ版
情報は持っていたが,整理されていなかった,ということですね。
紹介をいただいて,初めて結びつきました。(遅い!)
アメリカ版のまとめ方も興味深いものがあります。
問題図は,ほとんど網羅されているようです。
しかし,歴史的な背景については,大きく省かれています。
そのかわりに述べられていることは,フランス版や日本版とは,かなり違いがあります。
他のゲームとの関わりについては,チェッカーボードやジグソーがとりあげられています。
Paradox問題やMorphingについても言及されています。
おもしろかったのは,タングラムのシルエットが何故リアリティを持つのかというような解説。
さらに,問題を解く上でのちょっとしたコツなどを丁寧に図示して解説しているところが,他の本には見られなかった特徴です。
フランス,日本,アメリカの3冊を比べてみただけでも,それぞれの訳者,編者のこだわりや思いが出ていて,たいへん興味深いものがあります。
と,頭の中に情報整理しておきます。