困った知恵の輪
知恵の輪には,紐を使ったものも多い。
紐の柔軟性を利用したもので,この手の物は苦手という人もけっこういる。
今日,紹介するのは,その紐を使った知恵の輪
コンスタンチンの紐の知恵の輪
右側のは,ジェームス・ダルゲティの12回IPPの交換品「SEEP」来年のパズルにふさわしいかな。
これは,まだなんとかなる範囲。
困ったのは,左側。ストライボス経由だが,おそらくコンスタンチンの知恵の輪。このシンプルさはどうしょうもない。
日本にはほとんど入っていないだろうから,持っているのは数人だろう。
これを入手した一時期,ポケットに必ず入れていた。暇を見つけては挑戦。そして挫折。打つ手が見えてこない。
ある時,じっくり眺めて,解ける形をいろいろイメージした。
まさかこんなことはなかろうというものまで。
しかし,なんとそれがビンゴ。解けた。
一時は,これはジョークで不可能物体ではなかろうかとまで思っていた。
でも,これは商品としてはどうかな。私はおすすめしない。
なぜならスマートではないから。
確かに解ける。知恵の輪には違いない。けれども解く過程,解ける瞬間など,どれをとってもスマートとは言えない。
知恵の輪のオーソリティのご意見はどうかな。