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ノットカラーマッチパズルでアンチスライドを遊ぶ
NCM Squareお楽しみいただけましたか。それほどしつこくはなく,ちょっとパズルでもという方には手頃ではないでしょうか。
さて,このパズルをもう少し遊んでみましょう。
最小の2×2のピースを取り除くと4単位の空間が空きます。
その状態で箱に詰めたとき,ピースがお互いに動かない状態,例えば画像のように詰めることができます。
いわゆるアンチスライドパズルです。
2×2はたくさん解があります。
2×3を取り除いた空間6単位でも解が見つかりました。
問題は2×4の8単位。これはまだ見つかりません。解なしかもしれません。
それと3×3の9単位,これも解が見つかりません。
8単位で解がないなら9単位は当然無理では,とは言えないのですね。確かに空間単位数は少ない方がいいでしょうが,2×4の長い形を残して3×3の正方形を除いた方に解があるということが,おきないとも限りません。
是非,挑戦してみてください。
アンチスライドパズルに関して,UE氏より図の様な解が寄せられました。
なんとたった4ピースで固定。
もちろん現物では遊びの部分もあり,丁度IWAHIRO氏の五角形アウトを思わせるような動きでずれてしまいます。しかし,理論的にはアンチスライド。
おみごとです。
理数系とは縁のない私にとっては,全く予期せぬ解でした。驚きました。
こんなことを思いつく方は,そうざらにはいないでしょうね。
しかし,私は問題外としても,私のまわりには,UE氏を始め,数え上げれば6~7人の顔が思い浮かびます。
すごい方ばかりです。
UE氏はさらに,解析をすすめ,このような4ピースでアンチスライドになる解は,鏡像,回転を除いて26通り見つけておられます。
空間単位も49から最大55まであると。
なんと半分以上が空間で固定できるとは。
もう一度言っておきましょう。NCMをクリアした方,飽きた方,是非挑戦してみてください。
最後になりましたが,UE氏,情報をありがとうございます。
昨日でひとくぎりついたかなと思ったアンチスライド。
まだ続きがありました。
今度はKohFuh氏が参戦。
人の知恵の奥深さを感じます。
3ピースで固定。おそれいりました。おみごと。