こんなことやってみた‥‥3 ロング・ヴァケーション三種音比較
初版 2024/07/17 09:43
改訂 2024/07/18 10:22
大瀧詠一の1981年3月21日発売のアルバム「A Long Vacation」;
三種類の異なるアナログ盤があったので、音質が異なるかどうか試してみた。
一枚目は『27AH1234A1 B2・27AH1234B1 B13』のマトリクスがある、『All music & arrangement by 大瀧詠一』表記のレーベルである。一般的には「ファーストプレス」と言われているらしい。
二枚目は『27AH1234A1 D12・27AH1234B1 E14』のマトリクスで、『All music & arrangement by 多羅尾伴内』表記のレーベル。セカンドプレス以降の盤と言われているらしい。
三枚目は『SRCL12005 1 A1・SRCL12005 1 B1・SRCL12006 1 A1・SRCL12006 1 B1』のマトリクスで、45回転二枚組で発売された、2021年3月21日に発売された「A LONG VACATION VOX」内のアナログ盤である。
今回はこの中から、通常盤B面四局目にある『FUN X 4』を取り上げて、音質比較をしてみた。
ファーストプレスは音が良いというのは都市伝説なのか、本当なのか...耳の良い皆さんご自身でお確かめください。
https://youtu.be/ve0apwQESkQ?si=YIiVedbT2SKXwPcF
アルバム三つのスペクトログラム
ファーストプレスと言われる盤:レーベール最下行の表示が『大瀧詠一』
通常盤:レーベール最下行の表示が『多羅尾伴内』
リイシュー盤:二枚組45回転
〝音斎処〟
◇ 岐阜県恵那市岩村町にある安田邸で、〝音斎処〟名義にて(株)エルプ製の光学式ターンテーブル『レーザーターンテーブル』を使って三月から十月の毎月一回第四土曜日にレコード・コンサートを開催しています。
◇ ここミューゼオでは、〝音斎処〟@安田邸に寄贈されたアナログ盤の中から、洗浄と盤のチェックが終わり、リスト化され段ボール箱に仕舞われている盤を、ほぼ箱単位で紹介しています。
◇ ここに紹介しているアイテムは、文句カード(紙資料)を除き、全てアナログ盤(ヴァイナル盤及びシェラック盤)です。CD、DVD等による出版音源は展示しておりません。
◇ 2023年より、紙資料として「取扱説明書とカタログ」を追加し、新たにコレクションルーム化としました。
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