ばれなきゃいいのか?ばれてもやるんだね。

初版 2023/07/12 11:19

改訂 2023/07/16 07:58

古生物の画像なんか描いてるといろんな人からオファーが来る。有料使用や無料のものまで、ほとんどが海外だけど、どこの国でも子供は恐竜が好きで、さるアラブのお大人は、自分の息子の部屋に広い壁全面にティラノサウルスとプテラノドンとスピノサウルスを描かせるためのマテリアルを買いたいと行って来た。
完成した部屋はパソコンのハードディスクがクラッシュして写真が取り出せなくなったけれど、ネイビーブルーのバックにボクの画像を非常に精密に再現していた。
あんな部屋造ってホントに子供が喜ぶのは一瞬だろうに、よくやるね。
 BBC放送の子供番組って言うのもあったなあ。とてもマナーが良くて、律儀で、番組で使用した画像を確認させるためにビデオテープを5本送りつけてきた。ポンドは小切手を取り立てる時の為替レートが高い。さすが大英帝国。
 

メキシコの博物館は小切手を持っていったら保証しないって言われた。いまだにボクの手許に確か小切手があるはずだ。

NHKの放送大学って言うのもあるね。無料だけど。

個人であれ、会社であれ、有料であれ、無料であれ、インターネット上でアプローチする人々はほとんどオファーとして許可を求めてくる。


残念なのは中国の実情だね。絵柄を使用して平気で子供用の衣類なんか作る。文句言ったら次にはサイト自体が閉鎖してる。

ハングル語で書いてあるウエブサイトは韓国か北朝鮮かわからない。でも、ほとんどが堂々たる無断使用だ。コピーライトを削り、あたかも自分が製作したかのように自分のコピーライトを貼ったもの。
抗議しようとしてもメールアドレスすら書いていないものもある。
抗議しても知らんぷり。サイトはあるがすでに閉鎖されている。もうボクが廃棄したような古い習作まで!ネット用にあげてある解像度の低い画像だから見るのもひどいね。

ロボットが巡回する最近のヤフーなんかの画像にもあるよね。そういうの。了解とっているものは解像度も高い。それなりの画像を送っているから。

ゲーム作っておいて素材利用の契約まで交わして一銭も払わんと言う悪質なところ。
シアトルの会社だ。ボクの他にクロアチアのイラストレーター(この事件で友達になった。)も被害者だ。

訴訟を起こそうにも遠すぎる。じつにクールな頭している。ようやく最近サイトを閉じたのかな。おそらく、急速に進化したネットの技術的速度にゲーム性を失ったんだと思う。

あっという間に古くなるから通常はその前に権利を他人に売ってしまうんだとか。

この件はいい勉強になった。

切手って言うのもあったね。

日本人も手にとって愛でることができるものには対価的価値を見いだすゆとりがあるけれど、知的財産に関してはあまり注意を払わない。せめて「使いました」くらいの断りは欲しいね。
発展途上国は言ってもし方がないようなところもある。
例えばこの切手。
郵便ていうのは国の事業だろ?

上の6匹の絵は僕のだね。

右の拡大図、その下のシート、
こっちはメインの画像は著名なイラストレーターでもあった故古生物学者M.T.キーセイのもの。
その背景にある頭蓋骨骨格図はボクの作品だ。
なお、これらの画像を見つけたのは某日本のサイトだった。
某サイトさん著作権違反なんて言わないでね。

呆れちゃうよ。

古生物を中心に動物(想像上のもの)を含め、現代動物までを描くイラストレーターです。
露出度が少ない世界なので、自作の展示と趣味として行っている地元中心の石ころの展示を中心に始めようかと思っています。
海と川が身近にある生活なので気分転換の散歩コースには自然が豊富です。その分地震があれば根こそぎ持っていかれそうなので自分の作品だけは残そうかとAdobe stockを利用し、実益も図りつつ、引退後の生活を送っております。
追加ですが、
古いものつながりで、音楽についてもLabを交えてCD音源の部屋をつくっています。娘の聴いてるような音楽にも惹かれるものがありますが、ここではクラッシックから近代。現代音楽に散漫なコレクションを雑多に並べていきながら整理していこうかと思っております。走り出してから考える方なので、整理するのに一苦労です。

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  • Animals 08

    0318

    2023/07/16

    ほんと、困ったものですね

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