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Rayqual KAR-LM
国産マウントアダプタの雄,宮本製作所(Rayqual)のアダプタです。Konica ARマウントレンズをLeica Mマウントカメラに装着することができます。NEWYi製の同等のスペックのマウントアダプタを既に所有しているにもかかわらず改めてRayqualのKAR-LMを導入したのには理由があります。 https://muuseo.com/MOR/items/46?theme_id=31758 理由は簡単で小西六(のちのコニカ)の初期の一眼レフ用レンズであるKonica Fマウントのレンズを小西六純正のF → ARマウントアダプタを介してLeica Mマウントのカメラにとりつけたい,という欲望を満足するためです。なぜ,NEWYI製のアダプタでは何が問題だったのか,というような話はその顛末を日記に書き留めています。 https://muuseo.com/MOR/diaries/1 結論だけを簡潔に書けば,Rayqual製のARレンズ用マウントアダプタは正しい形状であり,小西六純正のF → ARマウントアダプタを正しく装着することができました。さすがはRayqual,完璧な仕様でした。 #マウントアダプタ #Rayqual #宮本製作所 #AR #LM #Konica #Leica
マウントアダプタ AR to Leica M 宮本製作所MOR
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Pentax Mount Adapter K
旭光学の純正マウントアダプタです。通称M42マウントをPentaxはPentax Sマウントと呼んでいるので(スクリューのSらしい),Pentax SマウントレンズをPentax Kマウントボディに装着するためのアダプタ,というのがPentax的に正しい説明です。 PentaxのカメラがスクリューマウントからKマウント(KingのKらしい)に移行した際(1975年)にTakumarレンズユーザーのために用意された純正のアダプタです。M42もPKもフランジバックは同じなのですが,PKの口径はM42より一回り大きいため,カメラの中にこの変換リングを埋め込むようにして装着します。 この変換リングは1975年以来,長らく希望小売価格1000円で販売され続けてきましたが,ついに2007年に価格改定されて3675円になります。21世紀に入っても1000円で売っていたこと自体が奇跡なのですが,価格改定されるという話を聞いたときには,Takumarレンズはおろか,M42マウントのレンズを1本も持っていないくせにヨドバシカメラにすぐさま走りました。その後,少なくとも10年は出番がありませんでしたが,あるとき血迷ってTakumarレンズを調達しようとしたときに,PentaxマウントアダプターKが手元にあることがお買い物のハードルを大幅に下げるという顕著な効果を発揮してくれました。いいんだか悪いんだかまったくわかりませんが。 この変換リングは見た通り非常に華奢で,単体でレンズを支えることはできませんが,うまくカメラのマウント部分と一体化することでカメラのマウントの強度を使うという巧妙な構造になっています。結果として,いったんリングを装着するととりはずのは結構,面倒です。とりはずすときはカメラとリングの間にある小さな切れ目に先が尖ったものを差し入れて板バネを動かしてロックをはずさなくてはなりません。はずれなくなる,ということはないのですが,M42マウントレンズとPKマウントレンズをごちゃ混ぜにしてレンズ交換しながら使う,というような使い方にはむいていません。 #マウントアダプタ #PK #M42 #Pentax #純正
マウントアダプタ M42 to PK PentaxMOR
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K&F Concept PK-L/M
国内でもよく見かけるK&F Conceptのマウントアダプタです。Pentax KマウントレンズをLeica Mマウントカメラに装着することができます。 お値段の割にはそこそこの作りで普通に使え,ノーブランドではない,ということくらししか特徴がありません。結果としてお値段のことしか興味がない,ということになるわけですが,現在(2021年10月)は日本のAmzaonで3000円ちょっと,eBayのほうが少し高くて4000円前後のようです。円安が急に進んだためかeBayで調達する方が高くなっています。私が調達したときはeBayのほうが安かったような気がしますが,eBayの購入履歴に履歴が見つからないのでeBayで調達したわけではないようです。ひょっとしたら何年か前の銀座松屋でやっていた中古カメラ市で中古を入手したのかもしれません。こういうイベントのときには他のものもあれこれ調達するので記憶が曖昧です。 とりあえずライカMマウントに変換できればたいていのミラーレス一眼カメラに取り付けられるだろ,くらいの気持ちで手元に置いているだけなのと,Pentaxのカメラが手元にあるのでPKマウントのレンズをわざわざ他のマウントのカメラにつける必然性がない,というのもあってあまり出番はありません。使ってみてどうなのか,という感想すらなくただ持ってるだけ,だったりします。 #マウントアダプタ #K&F_Concept #PK #LM #Pentax #Leica
マウントアダプタ PK to Leica M K&F ConceptMOR
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MD-LM
eBayでなんだかよくわからないけれどもいろいろな出品者が販売しているノーブランドのマウントアダプタです。ミノルタのMF一眼レフカメラのマウントのレンズをライカMマウントに変換します。といっても,M型ライカカメラに使ったことはなくて,これまたノーブランドのライカMレンズをSony Eに変換するヘリコイド付きアダプタを介してSony α7s (ILCE-7s)で撮影しています。似たようなノーブランド品は日本でもAmazonで扱っていたりしますが,eBayでは2000円足らず程度で送料無料,というものが多くついつい安いところから調達してしまいます。日本のAmazonだと3000円くらいでしょうか。私が調達したときは(2019年8月),20 USDでした。 eBayで注文すると中国大陸から送られてくるので到着までにかなり時間がかかります。しかし,オールドレンズ遊びをするのに急いたところでどうなるものでもないので気長に待つことにしています。たいていは忘れた頃に届きます。 一つしか使っていないので個体差の大小はわかりませんが,ノーブランドのLM-NEXマウントアダプタに取り付けるとちゃんとガタはあります。とてもしっかりしたものを期待しているとがっくりきますが,価格相応だと思います。とりあえず,レンズが壊れるようなことはないので特に気にせず使っています。中国製品にありがちな見た目のてんこ盛り度を競うようなところがあって,無意味に6bitコード用に色を塗るところが用意されています。もちろんあってもよいのですが,私は使わないのでそういえばそういうのがあったな,という感じです。可もなく不可もない。そんだけです。 #マウントアダプタ #ノーブランド #LM #MD #SR #Minolta #Leica
マウントアダプタ SR to Leica M ノーブランドMOR
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7Artisans LM-E Close Focus
ミラーレス一眼カメラ用をはじめとして種々のマウントのMFレンズが日本にも輸入されている7Artisans (七工匠)のマウントアダプタです。以前からレンズは輸入されていたので7Artisansというブランドは知っていましたがマウントアダプタを作っていると云うのは知りませんでした。これまで使っていた無限遠ロック付きヘリコイドがついたノーブランドのLM-NEXマウントアダプタの精度が心配になったことがあって(実際にはレンズ側の問題でした),他の選択肢ということで名前を聞いたことがあるメーカーのマウントアダプタを調達しました。 ヘリコイドにロック機構をつけることで大幅に製造コストがあがる気もしないのですが,ロック付きに比べると10 USDほどお安い価格設定でした。ロック機構がないためなのかヘリコイドは重めです。オーダーしてからかなり時間がかかっていつものように(?)中国大陸から届きました。ノーブランド品のように白箱に入って届くのかと思っていたのですが,上の写真のように,やたら立派なロゴまでついて,磁石でフタがくっつくような中国的ゴージャス感満載な箱に入っていました。肝心のアダプタの作りも悪くありません。 そもそもの購入動機であるマウントアダプタの精度については,ロック付きのマウントアダプタの問題ではなくレンズ側に問題があることがわかったので,アダプタの精度を比較検証するという必然性が失われてしまいました。そんなわけでこのアダプタは買ったもののいまだに実戦投入の機会がないまま惰眠を貪っているかわいそうなヤツです。そのうち使ってやらなくてはなりません。 #マウントアダプタ #7Artisans #七工匠 #LM #SonyE #Sony #Leica #NEX
マウントアダプタ Leica M to Sony E 7ArtisansMOR
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LM-NEX Macro Adapter Helicoid Infinity w/ Lock
ライカMマウントのレンズをSony Eマウントカメラに装着するためのアダプターです。ヘリコイドがついていて5mmほどレンズを繰り出すことができるのでレンズの最短撮影距離よりも被写体に近づいて撮影できます。さらに,無限遠でロックできます。ヘリコイドつきのアダプタはたくさんありますが,無限遠でロックできるものは限られています。勝手にヘリコイドが回っていて無限遠にピントが来なくて焦るということが原理的に発生しないので(ロックを忘れなければ,ですが),ちょっと安心感があります。 ノーブランドのアダプタでどこにも何の刻印も入っていません。白箱に入って送られてきました。なので,これが何のアダプタだったか忘れてしまうと使い途がわからなくなってしまうという恐ろしい仕様(?)です。購入履歴を調べたら,eBayで2018年10月に買っていました。当時の購入価格は80 USDでしたが,現在(2021年10月)も同じものがeBayに出品されていて69 USDになっています。 モノの作りは悪くはないですがよくもありません。ガタがないかと問われれば多少はあります。でも,実用上の問題はありません。手持ちのたいていのレンズはいったんライカMマウントに変換してからこのアダプタに装着してSony α7sで撮影をしているので,常にこのアダプタを使っています。購入してから3年経っていますが特に不具合がでるわけでもなく普通に使えています。ヘリコイドで少しでも被写体に近づけるのはたいへん便利です。望遠系のレンズでは少しくらいヘリコイドを繰り出しても最短撮影距離にほとんど変化はありませんが,広角系のレンズではその効果は絶大です。 使用頻度も高く,ヘリコイドつきアダプタとしてはお値段もそこそこ安く,私にとってはコストパフォーマンスがかなり高いアダプタのひとつです。 #マウントアダプタ #ノーブランド #LM #SonyE #Sony #Leica #NEX
マウントアダプタ Leica M to Sony E ノーブランドMOR
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Rayqual L-M 50・75
泣く子も黙る国産マウントアダプタの雄,宮本製作所のL-Mリングです。宮本製作所は近代インターナショナルを通してマウントアダプタを販売していたようですが,独自のブランドとしてRayqualを立ち上げて自社販売もするようになったようです。Rayqualブランドがすっかり定着して高精度,高級品の代名詞の様になったため,今では近代インターナショナルって誰だっけ?という感じかもしれません。中国のマウントアダプタのメーカーもRayqualの仕様を真似ているフシがあります。 L-Mリングについては,ライカ純正が高くて入手できないならRayqualを,という感じで,ライカM型カメラにL39レンズを取り付けたいなら純正かRayqualを使うのが安心だと,個人的には信じています。中古でもやたら高価なライカ純正は,さすがに精度が危うくなっているものがありそうなので,それならRayqualの新品のほうが安心です。黒いメッキ仕上げで余計な内面反射もなさそうで(心情的に)よい写真がとれるような気がします。 これを使っていてカメラとリングとレンズが互いにはずれなくなったりしたことはありません。1万円ほどで売られていますが(カメラからはずれない事故のリスクを考えれば),その価格に見合う価値はあると思います。 #マウントアダプタ #Rayqual #宮本製作所 #LM #L39 #Leica
マウントアダプタ L39 to Leica M 宮本製作所MOR
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K&F Concept L39 - L(M) (50 - 75)
K&F ConceptのL-Mリングです。作りはよくも悪くもなく,普通です。L39とライカMのフランジバックの差はきっちり1mmなのでかなり精度が高い工作が必要だと思いますが,お値段はお安くて2000円前後で入手できます。eBayで探せば1500円くらいで出品しているところもあります。そんなに安くて大丈夫なのか,と逆に心配になってしまいます。そのような意識があるためか,このリングをレンズにつけてライカMマウントのカメラに装着したところ,レンズだけはずれてカメラからこのリングがはずれなくなったというような恐ろしい話を聞いたような気がしています(確証はないので気のせいかもしれません)。 さすがに手元のカメラに装着して試してみる度胸はないので,このリングはあくまでもL39レンズをLeica Mのレンズ側マウントを持つマウントアダプタに取り付ける時にのみ使っています。それで特に問題ないのでカメラに取り付けても問題ないのだろうと思いますが,やっぱり怖いので試していません。 正直に告白すると,「(50 - 75)」の意味がよくわかっていなくて,レンジファインダーに現れるブライトフレームの画角が50mmと75mmである,ということを表しているというのを知ったのはそれほど昔ではありません。ライカのM型カメラというのは何もかも機械式で連動するようになっているというのを改めて認識しました。 #マウントアダプタ #K&F_Concept #LM #L39 #Leica
マウントアダプタ L39 to Leica M K&F ConceptMOR
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FOTGA KONICA-NEX
FOTGAは中国製のマウントアダプタのブランドとしてはどちらかというとマイナーなブランドという印象があります。それはたんに国内であまり流通していないからだけかもしれません。eBayではそれなりに見かけます。 Konica ARマウント用のマウントアダプタは既に2個も持っていたのにこれを調達した理由は,レンズ側のマウント面が正しくコニカのカメラのそれと同じ形をしているように見えたからです。レンズ側マウント面のフランジの幅が狭いのがコニカのカメラで,手持ちのNEWYIやK&F Conceptはいずれもフランジ幅が広くてKonica FマウントをARマウントに変換する小西六純正のKonica Lens Adapterを装着することはできません。フランジの幅が何mmかという情報は当然のことながらどこにもないので買って試してみるしかありません。 試した結果,小西六純正アダプタを装着することができました。惜しむらくはFOTGAはAR to Leica Mのマウントアダプタをリリースしていないことです。それさえあれば私の中では完璧なのに,とても残念。Leica M用には別のアダプタを探さねばならないのですが,当然ながらそんなに都合のよいものが見つかるわけもなく,またもや泥沼にはまっていく予感です...。 #マウントアダプタ #FOTGA #AR #SonyE #Konica #Sony #NEX
マウントアダプタ AR to Sony E FOTGAMOR
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K&F Concept K/AR-NEX
国内でもよく見かけるK&F Conceptのマウントアダプタです。KonicaのARマウントレンズをSony Eマウントカメラに装着できるようにするアダプタです。NEWYIのAR-LMアダプタをずっと使っていたのですが,無限遠がでないレンズがあって,ひょっとするとアダプタの精度の問題ではないかと疑って異なるメーカーでかつ安いモノということでK&F Conceptのアダプタを調達しました。 これもeBayでは国内の流通価格より少し安くて2000円前後で送料無料で入手できます。中国本土から送られてくるので手元に届くまでに2, 3週間かかります。結局,問題のあるレンズをこのアダプタに装着しても無限遠がでなかったため,問題はアダプタではなく,レンズ側にあったことが判明しました。で,このアダプタはそのまま片付けてほとんど使っていません。 このアダプタでSony Eマウント機にレンズを装着すると当然ですが最短撮影距離はレンズのスペックどおりになります。レンズをライカMマウントに変換してから,さらにライカMをSony Eに変換するヘリコイドアダプタを使うと,いざというときに近接撮絵ができて便利なので,このアダプタのようにレンズをカメラに直接装着するアダプタは使わなくなってしまうのです。 また,このマウントアダプタもレンズマウント面のフランジの幅が広いため,Konica FマウントをARマウントに変換する小西六純正のKonica Lens Adapterを装着することはできません。そんなわけでほとんど出番がないちょっとかわいそうなアダプタです。 #マウントアダプタ #K&F_Concept #AR #SonyE #Konica #Sony #NEX
マウントアダプタ AR to Sony E K&F ConceptMOR
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NEWYI AR-LM
コニカの一眼レフのARマウントレンズをライカMマウントボディに装着するためのマウントアダプタです。eBayではよくみかける中国製のアダプタです。だいたい2500円くらいで送料無料で中国本土から送られてきます。オーダーしてから届くまでに2, 3週間かかりますが,特に急ぐようなこともないのであまり気にしていません。ガタがあるかと言われればまったくないわけではないですが,通常の使用で不都合がでたことはありませんので,コストパフォーマンスは十分だと思います。 ボディ側のマウント面にはライカの6bitコードを塗るためのスペースが用意されていますが,レンズ1本につき1個のアダプタを使うなら6bitコードも便利かもしれませんがそういう使い方をしないので私にはあまり意味がありません。 レンズ側のマウント部分の内周(レンズがハマる穴の外周)のフランジの幅はコニカのカメラのそれよりも少し幅が広く,Konica FマウントをARマウントに変換する小西六純正のKonica Lens Adapterを装着することはできません。この点ではハマりにハマりました。 #マウントアダプタ #NEWYI #AR #LM #Konica #Leica
マウントアダプタ AR to Leica M NEWYIMOR
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Konica Lens Adapter (Konica F to AR)
1965年に小西六はコニカFマウントを捨て,ARマウントに移行します。ARマウントはコニカFマウントのフランジバックはそのままにマウント口径を40mmから47mmに拡大しています。その際に,コニカFマウントレンズを新しいARマウントのボディに取り付けるためのマウントアダプタを発売しています。そのアダプタがKonica Lens Adapterというなんとも普通の名前が付けられたマウントアダプタです。 マウントアダプタ全盛期の現在にあってもコニカFマウント用のマウントアダプタはほとんどありません。時々,Sony Eマウントボディにとりつけるための手作り感満載のアダプタがeBayに出ている程度です。一方,ARマウントレンズを各種カメラボディに装着するためのマウントアダプタは簡単に入手できるので,コニカFマウントレンズをARマウントに変換できればその先はどうにかなりそうです。そのためにもっとも手堅いのが小西六純正のKonica Lens Adapterです。 ほとんど幻のアダプタと言ってもよいと思います。そもそもコニカFマウントレンズが数多く出回ったわけではないうえに,コニカFマウントからARマウントへ移行した人の数はさらに少なかったことは容易に想像されます。結果としてコニカF → ARのマウントアダプタがほとんど市場に出回らなかったとしても不思議はありません。しかも商品名が思い切り普通名詞だけで構成されているので検索をしても関係ないものばかりヒットする,という探すことさえもままならない,という困難を極めるブツなのです。 それにもめげずに頑張って探したのがこの個体です。絞りの絞り込み用レバーのバネが少し弱っているので完璧な状態ではないのですが,これを介してARマウント用アダプタで種々のカメラにコニカFマウントレンズを装着できるようになったことに比べれば少々の不具合は小さなことだと思っています。 後半3枚の写真はHexanon 52mm F1.4に装着した状態です。フランジバックは同じままマウント口径だけが変わっているため,ちょっと複雑な機構になっています。 https://muuseo.com/MOR/items/40 入手の経緯はモノ日記に書き留めましたのでもしも興味がおありでしたらご覧ください。 https://muuseo.com/MOR/diaries/1 #マウントアダプタ #KonicaF #AR #Konishiroku #Konica #純正
マウントアダプタ Konica F to AR KonishirokuMOR