-
Zeppelin Hindenburg
ダン・グロスマン、シェリー・ガンツ&パトリック。ラッセル共著『ツェッペリン、ヒンデンブルク号』図解入りLZ129の歴史 ドイツの飛行船ヒンデンブルク号に就いて詳細な資料と挿絵が素晴らしい。最近出版された大型本の中では秀一。最後の航行での乗員乗客全員の詳しい名簿まであるのは初めて見た。飛行船好きなら手元に置いてをきたい。 #飛行船 #airship #Luftschiff #LZ129 #Hindenburg #ツェッペリン #ヒンデンブルク号 #映画
飛行船 The History Press, Gloucestershire Amazon伯爵
-
名曲決定盤
あらえびす著『名曲決定盤』上下巻、中公文庫 『銭形平次捕物控』の作者として知られる野村胡堂(1882-1963)は、あらえびすの名前でレコード評論をしてゐた。当時の人がそのレコードに対して抱いた感覚、感動を共有でき、SP盤を蒐集するのに大いに参考になる。因みに胡堂が蒐集した1万枚のSP盤は1956年に東京都に寄贈されてゐる。 上巻は器楽・室内楽篇、下巻は声楽・管弦楽篇 。上下巻揃ひで持ってゐるが、上巻が見当たらず写真は下巻のみ。2015年に再版されてゐるので手に入れ易い。 #蓄音機 #gramophone #grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #あらえびす #野村胡堂
SPレコード 中央公論社 東京伯爵
-
クレデンザ物語
久保隆康著『クレデンザ物語』ある蓄音機愛好家の回想 ビクター社の銘蓄音機クレデンザに対する思ひ入れを語る。薄い文庫本。 自分は英国グラモフォン社のHMVの蓄音機が好きなので響かず。 #蓄音機 #gramophone #grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #Victor #Credenza #クレデンザ
蓄音機 ブイツーソリューション 2010年伯爵
-
シュトッフェルの飛行船
エーリカ・マン著、若松宣子訳『シュトッフェルの飛行船』岩波小便文庫154 原本は1932年に出版された児童書。2005年に新装再販され、その日本語版。挿絵はリヒャルト・ハルガルテン。原題は『シュトッフェル海上を飛ぶ(Stoffel fliegt übers Meer)』で飛行船の文字はない。 トーマス・マンの娘エーリカが描く冒険譚。シュトッフェルと呼ばれる12歳のクリストファーは湖のボート小屋を任されてゐるが、夏休みに冒険を思ひ立ち、ツェッペリン伯号飛行船の密航を企てる。 戦前の原本を読んでみたい。子供向けに當を得た天沼春樹先生の解説が秀一。 #飛行船 #LZ127 #Graf-Zeppelin #LZ129 #Hindenburg #Zeppelin #Luftschiff #airship #ツェッペリン #ツェッペリン伯号
飛行船 岩波書店 Amazon伯爵
-
フルトヴェングラーの風景
飯田昭夫著『フルトヴェングラーの風景』孤高の大指揮者へのオマージュ フルトヴェングラーの精神性、生き様を深く掘り下げる。 然し、どうしてかうも毎年巨匠の本が出版されるのか不思議に思ふ程に出版が続くので、つひ手に取ってしまふ性。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
フルトヴェングラー 現代書館 東京伯爵
-
カラヤンとフルトヴェングラー
中川右介著『カラヤンとフルトヴェングラー』幻冬舎新書 ニキッシュの後、伯林フィルの指揮者にならんがためにフルトヴェングラーは権謀術を駆使してワルターを蹴落としたためか、ナチスの力を借りて自分を追ふカラヤンを執拗に退け、邪魔をしたのが痛い。巨匠の死後、簡単に伯林フィルを手中にしたカラヤンは結局、クラシック音楽を広げ、帝王として君臨した訳だが、かなり客観的に音楽界の裏側を見せてくれる。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
フルトヴェングラー 幻冬舎 東京伯爵
-
フルトヴェングラーを追って
平林直哉著『フルトヴェングラーを追って』青弓社 各録音それぞれに批評解説付き。 著者には板興しで復刻CDを作る際にSP盤をお貸ししたことがあり、直接知ってゐるが、なかなか研究熱心。その成果がこの本となる。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
フルトヴェングラー 青弓社 東京伯爵
-
フルトヴェングラー幻の東京公演
横田庄一郎著『フルトヴェングラー幻の東京公演』朔北社 日本フルトヴェングラー協会の講演を聴きにも行き、作者のサインを貰ふ。何故なら、1939年の夏の3ヶ月間、フルトヴェングラーと伯林フィルは日程に空白があり、その間、ヒンデンブルク号で来日公演の計画があったと云ふ。貴志祐介の帰国記事(昭和10年7月31日付)に、「ベルリン管絃樂團飛行船で來る ナチス文化宣揚に日本訪問の計劃」を見付け、取材を重ねたもの。 それぞれ好きなフルトヴェングラーとヒンデンブルク号と日本が繋がるとは思ひも寄らなかった。もしも、実現してゐたらどんなに素晴らしい興業となっただらうが、9月1日には第二次世界大戦が始まってしまったのが口惜しい。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler #LZ129 #Hindenburg #飛行船 #ヒンデンブルク号
フルトヴェングラー 朔北社 東京伯爵
-
フルトヴェングラー 音楽家の可能性と限界へ
奥波 一秀著『フルトヴェングラー』筑摩選書 少年時代から積み重ねられた哲学、フルトヴェングラーの音楽に対する考へ方に就いて、調べ上げ公平な立場から批評してゐる。ナチス政権下でもドイツに留まったのは、思想的に首尾一貫したものだと本人は考へてゐた。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 筑摩書房 東京伯爵
-
フルトヴェングラーの手記
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー著、芦津丈夫・石井不二雄訳『フルトヴェングラーの手記』 『Aufzeichnungen 1924-1954』の日本語版。新装復刊初版は1998年、これは第二版。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 白水社 東京伯爵
-
音楽ノート
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー著、芦津丈夫訳『音楽ノート』白水社 新装復刊版 先づ深く考へるところから始めるのはこの巨匠。『Vermächtnis(遺産)』の日本語訳。初版は1988年刊。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 白水社 東京伯爵
-
変貌する演奏神話
和田司著『変貌する演奏神話』33回転の精神史 指揮者とピアニストに就いての考察。筆頭にヴィルヘルム・フルトヴェングラーが出てくる。 #蓄音機 #gramophone #Grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 春秋社 東京伯爵
-
フルトヴェングラーの生涯
ハンス=フーベルト・シェンツェラー著、喜多尾道冬訳『フルトヴェングラーの生涯 偉大な音楽家の肖像』 コンパクトにまとまった伝記。 #蓄音機 #gramophone #grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 音楽之友社 東京伯爵
-
フルトヴェングラーと巨匠たち
フルトヴェングラーと他の指揮者やソリストの関はりなどに就いて書かれてゐる。古本を購入。 #蓄音機 #gramophone #grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 芸術現代社 1990年代伯爵
-
フルトヴェングラー 没後50周年記念
宇野功芳企劃・編輯『フルトヴェングラー 没後50周年記念』Gakken Muck それぞれの論客が述べるフルトヴェングラー。それを宇野功芳が纏めたもの。 #蓄音機 #gramophone #grammophon #オーディオ #蓄音器 #SPレコード #78rpm #指揮者 #フルトヴェングラー #Furtwängler
SPレコード 学習研究社 東京伯爵