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MB-03 「メガトロン」
MB-03 「メガトロン」 発売 2017/02/16 価格 5,000円(税抜) 2017年夏公開予定の実写映画第5作『トランスフォーマー/最後の騎士王』に先駆け、 これまでの実写映画商品の中から選ばれたアイテムが一部仕様を変更して「ムービー ザ ベスト」として発売! トランスフォーマーリベンジシリーズの「RD-11 メガトロン」のリカラー。 SFビークルに変形. まさか2017年になって銀色カラーのボイジャーメガトロンが出るとは・・・。 それだけでこの「ムービー ザ ベスト」シリーズの意義があったというものです。 変形は基本的にはガワ変形に近い構成ですが、大きなキャタピラをバキバキと動かす脚部の変形は相変わらず楽しく、 変形の際に右腕を背中からすっと引き出す工程が、 大きなハサミ状の腕を背中から取り出すようなしぐさにも見えて変形の工程も楽しいです。 そしてなによりカラーリング! 全身が銀色メインで塗装された姿は高級感もあり、特別感もあり、 今回のシリーズに相応しいアイテムなのではないかと思います。 ある意味再販的な位置づけでもあるので、中古でも高騰していた「RD-11 メガトロン」を 買い逃していた方にも嬉しいアイテムなのではないでしょうか。 一つ残念なのは股関節のクリックが破損しやすい個体があるようなので扱いに要注意です。 ウチのは見事にクリック受けのパーツが真っ二つに割れました・・・。 商品の仕様自体はいいのに品質の面で損をするのは本当にもったいないと思います。
☆☆☆☆ VOYAGER MOVIE THE BEST タカラトミー鼎津
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VISSERTHREE/INFERNOCREATURE (ヴィセルスリー/インフェルノクリーチャー)
VISSERTHREE/INFERNOCREATURE (ヴィセルスリー/インフェルノクリーチャー) http://departuretime.fuyu.gs/109_ANIMORPHS/INFERNOCREATURE.html 人間が動物に変身、変形する本シリーズにおいて 謎の4つ足宇宙人から、なんか不思議なクリーチャーに変形するアンダリテ3体は 異色なアニモーフの中でもさらに異色なアイテム。 その見た目から敬遠されがちですが、凝った変形ギミックやインフェルノクリーチャーの出来など 本アイテムは自分的にはかなり魅力的なものでした。 変形ギミックも全身がグバーーっと展開してパーツ移動して違う形になっていく感じは ホントにモーフィングで変身しているかのようなクリーチャー感があって素晴らしいと思います。 インフェルノクリーチャーモードの出来が素晴らしい分、アンダリテモードに若干しわ寄せがありますが、 それを差し引いてもかなり面白いアイテムなのではないかと思います。
☆☆☆☆ アニモーフ Hasbro鼎津
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MP-05 「デストロン破壊大帝 メガトロン」
MP-05「デストロン破壊大帝 メガトロン」 いろいろあったマスターピースシリーズで無事メガトロンが発売されたことをまずは喜びたいです。 足の細さはもうちょっと処理の使用があったような気もしますが見慣れてくると気になりません。 スコープはもう一回り小さくてもよかったかも・・・。 変形は複雑の一言。 ヒンジ多用によるパーツ移動はすごいですが何箇所か固い部分があってストレスの原因になってます。 一度変形させてしまえば慣れてくるんですが。 合金部分は少なくMPコンボイと比べるとちょっと物足りない感じもしますが これで上半身が合金製だと自重に負けてしまいますね・・・。 とりあえずMPコンボイと並べられる同サイズのメガトロンというだけで嬉しくなりますね。
☆☆☆ マスターピース タカラ鼎津
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MP-17 「サイバトロン戦略家 プロール」
MP-17「サイバトロン戦略家 プロール」 新生マスターピースのカーロボットシリーズ。 カウンタック組に続いて予想通りフェアレディ組がラインナップ。 第一弾はやはりこの人プロールですよね! サイズはボイジャークラスより少し小さいぐらいですが、 変形ギミック、アニメデザインの落とし込み、可動ギミック、全てにおいて コレまでのリメイクアイテムを超えています。 まさに究極、理想のプロール。 子供の頃の自分に教えてあげたい!! カーモードのボディをえぐる様に造形されたライトや、独特な曲線で構成されたボディは 当時の玩具を買ってたものとしては「そう!これだよ!」という感じです。 変形ギミックもランボルらとサイズをあわせる為の工夫が各所に見て取れます。 若干タイトに感じる部分もありますが、撮影用に出してきたバイナルテックを弄った後ではストレスを感じませんでした^^。 年内中にストリークとスモークスクリーンも揃うので楽しみですね。
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-12 「サイバトロン戦士 ランボル」
MP-12「サイバトロン戦士 ランボル」 ぶっちゃけ超合金魂をマネしたような仕様で始まったMP第一弾のコンボイ。 とはいえ個人的にはあの凝った変形パターンや鈍器並の重さ、野暮ったいスタイル等、 いま見ても非常にワクワクする玩具です。 ただその後のMPシリーズは迷走の一途。 高額商品で白マグナス、誰得な河森コレジャナイスク、錆るヒョロい破壊大帝・・・ 客が望む方向とは別にタカラのその時期の技術力を見せ付けるためだけの 自己満足企画に成り下がった感がありました。 さらにロディマスの不具合っぷりや、期待されたコンボイVer.2も濃いファン以外買わない、 恐ろしく高い値段設定と買っている方もどうしていいのかわからない状態・・・。 個人的にはこのランボルでやっと満足のいくMPシリーズになった気がします。 もちろん「マスターピース」と謳うわりにタイヤがプラ製だとか、ほぼプラ製で軽いとか 塗装精度が低い等の意見もありますが、それでも個人的にはこの仕様がベスト。 ダイキャストは無駄に弄りにくくなるだけだし、タイヤは割れるぐらいならプラ製で十分。 塗装も個人的には許容範囲。 手が届きやすい価格設定、弄りやすいサイズ、凝ってはいるが複雑すぎない適度な変形ギミック、 カーモード、ロボットモードともちゃんとランボルしてるし、なにより見栄えが良すぎて飾っていてウットリしてしまう。 サイズがジェネレーションやユナイテッドと合わないのは残念ですが、今後のラインナップに期待したいです。 この仕様でぜひ、マイスターやハウンド、ホイルジャック、サンストリーカ達、他のサイバトロン戦士達もお願いします。 そそて今回、この記事かいててオートボットではなく「サイバトロン」等の和名を書くのも ほとんどこのマスターピースシリーズぐらいしかないんだな、とちょい寂しくなりました。 サイドスワイプ?いいえ、ランボルです。 というかむしろランボル(サイドスワイプ)とかにしちゃってもいい気もしますが・・・。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP12_LAMBOR.html
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-11 「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」
MP-11「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」 2006年のMP-03の悪夢からやっと開放される時がきました。 当時いろんな状況があったにせよ、ユーザーが望むものとまったく逆方向のものを提示してきた姿勢は 批判されてもしょうがないと今でも思います。 MP-03が売れたかどうかは正直よくわかりませんが、ずっとTFを買ってきた自分は買わず、 当時TFを買っていなかった友人が逆に購入していたという例もあるのでなんとも言い難いですね。 それでも今回、改変前の姿で製品化されたということは今後MPシリーズを仕切りなおして展開するにあたり、 MP-03では相応しくないとメーカー側でも判断したということなのでしょう。 製品は基本的にはMP-03からの一部パーツ変更ですが、思っていたより新造部分が多く、 「スタースクリームVer2」とまではいかなくとも「Ver1.5」と呼べるくらいに変更されています。 胸部ロックの甘さ等、MP-03からの不満もそのまま引き継いでしまってますが、 今回、この仕様での製品化はとてもうれしく思います。(最初からそうしろよ!とも思いますが・・・) あとは今後どこまでジェットロン軍団を出してくれるかが気になるところです。 amazon限定でサンストームが予定されていますが、サンダークラッカー、スカイワープはもちろん、 トンガリ3人集もぜひともお願いしたいですね!
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-27 「サイバトロン警備員 アイアンハイド」
MP-27「サイバトロン警備員 アイアンハイド」 ビークルのモチーフがスーパーカーやレースカーのような派手なマシンではないため、 なかなか「実車」を絡めたリメイクでは参戦しづらかったアイアンハイド。 マスターピースではついにオリジナルと同じチェリーバネットに変形するアイアンハイドが発売! まずはこれだけで嬉しいですね。 全体的にしっかりした造りで、変形ギミックもとても凝った仕様ながら 無駄に複雑・・・といったわけでもなく変形させていて楽しいアイテムです。 特にパネルを使った脚部の形状の再現は驚きました。 関節部も動かしやすく、高額商品ながらとても弄りやすかったです。 このバランス感は本当にすごいと思いました。 ただしどうしても気になるのが「腰に付いたビークルのガワ」と「全体的なプロポーションの悪さ」です。 ガワに関しては試作の画像が出回った時から最大の不満点として非難を浴びました。 多少のアレンジや変形を考慮した際のパーツ位置の違いはそこまで気にならないのですが、 今回のアイアンハイドの腰パネルはデザインがシンプルかつ、腰部がシルバーなのに対して ガワパーツが赤いためとても目立ってしまい、どうしても気になってしまいます。 もう少し処理の仕方があるのでは?と思ってしまい、この部分に関しては マスターピースシリーズでこんな「妥協」をしてしまうのか!という風に見えてしまい本当に残念。 加えて、そのガワパーツも一因をかっているプロポーションの悪さ。 途中でも書きましたが、各パーツはどれも素晴らしく、変形のアイデアも秀逸なのですが、 それらが合わさったときになんとも言えない不協和音を生み出しているように見えます。 今後、チェリーバネットに変形するマスターピースアイアンハイドなんて出ないだろうな・・・ という中で、どうしてもこのロボットモードのデザインが自分の中ではアイアンハイドの決定版にならず それゆえに評価が難しくなってしまいます。 ワンボックスカーから変形するロボット玩具のマスターピースシリーズ、としてだけで見るなら クォリティやアイデア、遊びやすさ等々・・・とても素晴らしいと思いますし、その部分は気に入っています。 ただ、「アイアンハイドのマスターピース版」となるとそこにどうしても「思い入れ」の要素が入ってしまうため、 違う視点からの評価が混じってきてしまい、素直に褒められないというジレンマが出てきます・・・。 不満な部分が「もうちょいで何とかできるのでは・・・」と思える箇所ばかりなので、そこだけがとても残念でした。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP27_IRONHIDE-1.html
☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-29 「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」
MP-29「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」 まずはレーザーウェーブという、決して劇中ではメインではないキャラクターが マスターピースとして発売されたことは素直に嬉しいと思います。 ただここ最近のアイテム同様、初見での不安・・・というか、 レーザーウェーブにおいてはインパクトのなさが気になっていました。 そして買って開封したときもそれは同様で、なにかこう淡泊というか、シンプルというか・・・。 「え?これが定価18,000円??」という微妙な気分に。 全体的なスタイルはかなり好みですし、MPメガトロンではボリューム不足だった脚部の問題点を ガンモード本体のパーツを移動させて補う変形ギミックは素直に凄いと思います。 ただなにかチグハグというか・・・ アニメカラーです!と言うにはやはり淡いく薄く感じる色あいにまず違和感を感じます。 しかも成型色まんまのプラの質感で見た目が非常に安っぽい。 せめてもうちょっと濃い色だったらマシだったのかもしれません。 そしてそこまでアニメの設定に拘ろうとする割にアニメのようなバックパックを背負ったデザインにするには 余剰パーツを使って再現しないという・・・。 ライトギミックもガンモード、ロボットモードそれぞれの銃口を光らすためとはいえ、 電池を単四、ボタン電池の2種使うというのはどうなんでしょう。 そして変にアニメ設定に拘りすぎてアイアンハイド同様にディテール、アレンジ控えめのデザインは これまでのMPシリーズと並べると非常に浮いて見えてしまいます。 玩具版再現用のクリアパーツの手は差し替えとはいえ再現できるのは嬉しいですが、 クリアパーツの敬礼用の手はなんで付けたのかよくわかりません・・・。 そもそも敬礼のためだけに手を差し替えるってどうなんでしょう。 MPスタースクリームの手なら差し替えなしでできることです。 最近のMPのギミックではなく安易に差し替えでなにかをやろうとする傾向が個人的にはあまり好きではないので できれば敬礼をさせたかったのならそういう手の構造にしてくれた方がよかったかなと。 とある方が「とても出来のいい昔のオモチャみたいだ」と表現していましたが、悪い意味で自分もそう思います。 せめて色だけでももうちょっとマシだったらよかったのになあ・・・とちょっと残念に思いました。 弄りやすくてスタイルもいい、よくできたアイテムだと思うので そういった少しズレてしまった部分が個人的にはもったいないなと感じました。
☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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TLK-04 「ダイノボット スラッシュ」
TLK-04 「ダイノボット スラッシュ」 発売 2017/04/28 価格 2,800円(税抜) 「AD-25 ダイノボットスラッシュ」のリカラーアイテム。 ヴェロキラプトルに変形します。 前作ロストエイジのダイノボット玩具の中で唯一国内版、海外版以外のバリエーションがなかったスラッシュですが 今回なぜか第一弾アイテムとしてリカラー版が発売! 個人的にはうれしいのですが、AD-25は探せば中古や新品でも定価かそれ以下でも手に入れることもできるので 初弾として売るにはどうなのかなあ、という不安も・・・。 そういった要素を除けば個人的には念願のスラッシュリカラーなので結構気に入っています。 カラーリングもAD-25より落ち着いた色になったことで一般受けしやすい雰囲気になったのではないかと思います。
☆☆☆ DELUXE 最後の騎士王(LAST KNIGHT) タカラトミー鼎津
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TLK-05 「グリムロック」
TLK-05 「グリムロック」 発売 2017/04/28 価格 4,500円(税抜) 「AD-03 グリムロック」のリカラーアイテムでT-Rexに変形。 国内、海外のバリエーションを入れるとこれで11種類目となるボイジャークラスのグリムロック。 ましてや国内ではムービー・ザ・ベストとしてMB-09がちょうど一ヶ月前に発売されたというのに なぜ国内でもこいつを販売したのか・・・いや、こいつを販売する予定だったのなら MB-09は出す必要があったのか?という当たり前の疑問がどうしても浮かんでしまいモヤモヤするアイテムです。 個人的にはグリムロックのバリエーションが増えるのは歓迎なのですが、 普通はMB-09かTLK-05のどっちか気に入った方しか買わないでしょうし、 選ぶにしてもミニフィギュアを乗せられるというギミックが追加されたMB-09を買う人の方が多い気がします。 どうせ出すにしても海外版と成型色を変えるとか塗装パターン変えるとかしてくれてれば 自分的にはバリエーションが増えて万々歳なのですが、そんなマゾっぽい考えの方は少ないと思うので やっぱり売り方としてはあまりよくないんじゃないかなあ、などと思ったり。 余計なお世話ですけどね・・・。 アイテム的にはシルバーとブラウンよりのグレーという落ち着いたカラーリングで これまでのバリエーションとも違う雰囲気になっていて気に入っています。 悪く言えば地味ではありますが金属っぽい雰囲気は、ある意味劇中カラーとも言えるのかもしれません。 ボイジャーグリムロックを持っていなかった人にはおススメですが、そうでない方は色が気に入ったなら・・・という感じでしょうか。
☆☆☆ VOYAGER 最後の騎士王(LAST KNIGHT) タカラトミー鼎津
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GT-04 AUTOBOT 3RD COMMANDER GT-R MAXIMUS
GT-04 AUTOBOT 3RD COMMANDER GT-R MAXIMUS(GT-Rマキシマス) D'STATION ADVAN GT-R 2013年9月28日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 GT-Rマキシマスは本来、ロボットモードでの格闘戦を得意としつつも、トランスフォーマーGTにおいては レージングカーモードでの純粋なスピードとテクニックの勝負を好んでいた。 パートナーのGTシスターHIIROも彼の性格は理解している。 「今のところ問題はないけど・・・、マスタージャッキソードは準備しとく?」 GT-Rマキシマスが短く応答する。 「エネルギー充填はしておいてくれ。」 『マスタージャッキソードは使わぬならそれに越したことはないが・・・』それが彼の本音だった。 しかし、レースは中盤に差し掛かり、突然動く! GT-Rメガトロンが自慢の大型キャノン=EX.キャノンで先頭集団を襲撃し、吹き飛ばした! ルール違反ではないが、こういう戦いをGT-Rマキシマスは好まない。 「マスタージャッキソード、いつでもいけます!」 気持ちを察したHIIROの声が届く。 「よし、マスタージャッキソード、転送してくれ!」 HIIROはデヴァイスから転送を指示。 それと同時にレーシングカーのボディに変形が疾る!トランスフォーム! ロボットモードになったGT-Rマキシマスの手に超巨大な剣 マスタージャッキソードが握られた! 迸(ほとばし)るエネルギー! 伝説になるほどのその威力が、今、解き放たれようとしていた・・・。 ■フォートレスマキシマスがスーパーGT仕様になって登場! シリーズ最後はまさかの超巨大司令官のフォートレスマキシマスが選ばれました。 トリをかざるならスターセイバーの方がよかったんじゃあないかとも思いますが もしかしたらこのあとも続ける予定があったりしたのでしょうか。 モノ自体はこれまでの3つのアイテムと基本的に同じ仕様なので新鮮味はゼロです。 実写に似せた雰囲気のビークルモードとマキシマスのキャラがどこまで魅力があるか、という感じですね。 付属のミクロレディは関節部に塗料が貼り付いてて動かすときに壊れそうでちょっと怖かったです。 あとあまり大きくポージングできないんですね。 特に下半身はスカートという衣装のせいもあってあまり動かせません。 昔のアイテムの焼き直しで同じようなもの結構な値段で4体も出して 本当に売れると思ったのか正直疑問なシリーズでした。 担当者が単にGT好きだったんじゃ・・・と勘ぐってしまいます。 トランスフォーマーをずっと買ってる人からすれば高額な焼き直しアイテムにしか見えませんし、 GTファンの人をTFに取り込むにしても値段が高すぎてとてもそういった層に買ってもらえるとは思えません。 ビークルモードの仕上がりは見栄えがよくてよかっただけに勿体無いシリーズでした。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津
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GT-02 AUTOBOT 5TH COMMANDER GT-R SABER
GT-02 AUTOBOT 5TH COMMANDER GT-R SABER(GT-Rセイバー) カルソニックIMPUL GT-R 2013年5月25日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 第19回 トランスフォーマーGT Round1 開幕! 予選はGT-Rプライムがポールポジションをゲット。 GT-Rセイバーは2番手の位置につけていた。まもなく、決勝のスタートだ・・・。 GT-RセイバーにANNAからの無線が入る。 「聞こえる?ターゲットはGT-Rプライム。テストランで私たちに勝っていることと ポールポジション獲得でわずかに精神的スキが出来るハズ、そこをつくわよ!スタート直後、仕掛けて!!」 「了解だ。レース本番勝負の前に、テストランの借りをまず、返す。LET`S SAY GO!」 スタートのランプが青に変わる!その瞬間、GT-Rセイバーの青いボディに変形が疾る!トランスフォーム! 一瞬でロボットモードに変形するとローラーダッシュでポールポジションのGT-Rプライムに一撃を与える! スタートに集中していたGT-Rプライムはこのスピード攻撃に反応しきれず、弾き飛ばされた。 ローラーダッシュの勢いでそのままレーシングカーモードに戻ったGT-Rセイバー!すぐに戦線に復帰するGT-Rプライム。 長期戦のレース、激闘必死!最初にチェッカーを受けるのはいったい誰なのか?! ■スターセイバーがスーパーGT仕様になって登場! ここに来ての和製TF押し!・・・はいいんですが、海外名主流の現状でそれをやろうとすると スターセイバーが「オートボット5代目司令官」とか、なんか受け入れづらい歴史改変が。 玩具自体はGT-01と同じものなので特に書くことがありません^^。 とはいえ、青いボディに豪華なペイントはパッと見でスケールがわからないぐらいの密度感。 高級感はありますが、それでもやはり価格的には高く感じますね・・・。 シスターはMISAKIより顔は可愛くなっていますが、 関節部に塗装されてる箇所が多いので動かす際にかなり気を使います。 どうせならこのシリーズ、和製司令官勢ぞろいぐらいやって欲しかったな・・・。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津
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GT-01 AUTOBOT G1 COMMANDER GT-R PRIME
GT-01 AUTOBOT G1 COMMANDER GT-R PRIME(GT-Rプライム) MOTUL AUTECH GT-R 2013年5月25日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 第19回 トランスフォーマーGT Round1開幕目前。 テスト走行をする2体のレーシングTF。 赤いボディのGT-Rプライムと青いボディのGT-Rセイバーだ。 2機で走る以上、どちらともなく“足合わせ(スピード比べ)”状態で競り合いになっていた。 「GT-Rプライム、これはテスト走行よ。無茶な動向と戦闘は本番に響くわ。抑えて。」 MISAKIからの無線がGT-Rプライムのヘッドセットに響く。 「たとえテスト走行でも、挑戦は全て受けて立つ。それもフルバースト・全力で!それが私の流儀だ!」 最終コーナーに差し掛かった瞬間、そう言うとGT-Rプライムの赤いボディに変形が疾る!トランスフォーム! 一瞬でロボットモードに変形すると、同じくロボットモードに変形して攻撃をしようとしていた GT-Rセイバーに先制の体当たりの一撃を浴びせた! 虚をつかれ、瞬間よろめくGT-Rセイバー。 その一瞬のスキを見逃さず、GT-Rプライムはレーシングカーモードに戻り、一瞬で突き放す! そして、そのままゴールイン! 前哨戦はGT-Rプライムが勝利した・・・。 果たして、本番はどうなるのか・・・? ■オルタニティコンボイがスーパーGT仕様になって再登場! メーカー監修でよりリアルで高級感の増したビークルモードは バイナルテックより小柄なオルタニティ型のボディだと ギュっと圧縮されたような感じで密度感もものすごいですね。 その分、塗装剥げ等の気を使いながら変形させるのでちょっと疲れますが^^。 変形玩具としては、オルタニティの悪い部分もどのまま引き継いでいます。 やはりシンクロテック機構は変形させる際に邪魔以外の何ものでもない。 あとは腕部の見た目の悪さは改善して欲しかったところです。 そして一番の問題はやはり価格! A-01コンボイが4,725円だったことを考えると、外装が新規パーツでプリントも増えて、 さらにフィギュア1体付いたとはいえ、倍以上の値段になってしまっているのはやはり高く感じてしまいますね。 最初はメーカー内にGT好きな人がいて、趣味が暴走した企画か?と思いましたが、 実際の玩具を弄っていたら、なんとなんとなくGT側から提案があった企画なような気がしてきました。 おんなじ車種で同じ機構のものを4体も使いまわすのに、過去のアイテムのリデコで済ますというのも変な気もしますし。 正直、どの層に向けた企画なのかよく判りません・・・。 GTファンの方が買うにはやはり値段がネックですし、 TFファンにが買うには過去アイテムの使いまわしな時点でアピール弱いし。 (しかも出来が微妙なオルタニティコンボイだし) ぶっちゃけ、コレを買うならそのお金で、別のTFを買ったほうがいい気もします。 今後、トランスフォーマーGO!やジェネレーションのメトロ等、力を入れて売らなきゃいけないモノがあるのに こんな過去の駄作の使いまわしで客に金を無駄に使わせてどうすんのかと聞きたいですね・・・。 客の財布も無限じゃあないんです。 まあ、一体だけならお祭り企画としてはいいんですが、やはり4体出すっていうのが いろいろ無理がるような気がします。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津
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MP-36 「デストロン破壊大帝 メガトロン」
マスターピース「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」 ついにメガトロン2.0が発売。 MP-10以降のアイテムと絡めるにはサイズやデザイン、クォリティ的にもMP-05は厳しくなってしまったので 仕切り直したマスターピースシリーズで待望の破壊大帝が発売されたのは嬉しい限りです。 とはいえ昨年あたりからの路線変更に不安、不満を感じながらメガトロンも画像が出回ったときは不安のほうが大きかったです。 レーザーウェーブではエンブレムをこれまでのデザインのものとアニメデザインのものをシールによる選択式という最悪な方法で 迷走した中で今回はアニメデザインのエンブレムでのプリントとなり、これをもって明確にMP-10からMPシリーズを立て直した流れを断ち切ったように思えます。 これまでならシルバー塗装で仕上げてきたであろうメガトロンのボディを今回はグレー塗装にしたことからもそれを感じます。 まあ、それならそれでもいいんですがやはり納得いかないのはこれまで集めてきたアイテムと並べたときに違和感が発生してしまうこと。 現在WEB限定とはいえ旧コンセプトのアイテムを仕様変更版をまだ売っているにもかかわらずです。 ただ今回の新しいMPメガトロン自体はかなり気に入っていて、前述の「これまでのアイテムとの違和感」を考えなければ ここ数年でもトップクラスに気に入ったアイテムなので、これまでのキャラもこの路線で出しなおすというならまあ・・・ とも思いますが、また買い集めるのも大変なのでもう少し何とかならなかったのかなあ・・・という思いです。 変形ギミックは各所でも言われてる通りかなり複雑ですが、個人的にはMP-05の難しさとはまた違ったベクトルでの難しさで MP-36のほうがストレスという部分ではMP-05よりは少なかったです。 ガンモードはロボットモードの素晴らしさに比べ妥協せざるを得ない部分があり、 それを「ワルサーではなく、アニメでメガトロンが変形する銃なんで」と言ってしまったのはこれまでのMPシリーズの流れからすると ちょっとどうかなあ・・・と思わなくもありません。 (じゃあ今後マイスターとか出すときも同じこと言うの?的な不安が・・・) ロボットモードは一部分割線が気になる箇所や、可動時に出来てしまう隙間や背面の処理など気になる部部もありますが 素立ちで立たせておくだけでこれだけ絵になるのは変形可能な立体物としては本当にすごい。 可動範囲は無茶な部分もあれど、取らせたいポーズはほとんど再現可能で かつ可動部のクリックの具合も心地よく、この複雑な変形機構を仕込んだアイテムで 動かす際のストレスがほとんどないというのはすごいの一言です。 不満な部分もあれど、それ以上に気に入ってしまった部分が上回ったという感じなので 個人の評価としてはマスターピースシリーズのアイテムの中での上位に入りますね。 もう1体買っておきたいと思ったMPは初めてかも。 ただどうせならシルバー塗装でこれまでのデザインのエンブレムにしたバージョンを出してくれれば言うことはないです(^^)。 とにかく写真を撮っても撮っても飽きないアイテムでした。
☆☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津