ゴルバット(XY4)　ED

収録：ポケモンカードゲームXY 拡張パック ファントムゲート
レアリティ：Ｃ

上記拡張パックに収録されたゴルバットの初版。2021年8月現在では最後の1ED付き。
17年ぶりに帰ってきたこっそりかみつく。昨今のインフレに合わせてかダメージも20に増えている。
世界大会で活躍した事含めておそらく公式大会で最も実績を積んだゴルバットと思われる。

ポケモンカードはルールとカードのデザインから対戦において以下の理由により中間進化形を経由した進化方法は戦略的価値が薄くなりがちである。
・例外を除いて進化は1ターンに1段階しか行えず、中間進化形を挟むことで実質1ターンの隙が発生する
・上記によって倒されるリスクが増大する。逐次投入して各個撃破された場合は悲惨
・最終進化形よりもHPや技、特殊能力が貧弱にデザインされている傾向が強いためアタッカー運用しにくい
・最終進化形が目当ての場合、ふしぎなアメですっ飛ばした方が隙も少なく能力を利用しやすい
・2進化2ラインなどの重いデッキだとそれぞれの中間進化形を入れるよりふしぎなアメを採用した方が枠の圧縮につながる
特にBWではこの傾向が顕著だったが、XY以降見直しが入ったのか多少是正されている模様。
またシビビール(BW2)のように中間進化形が強すぎた場合は最終進化形の存在意義を食ってしまう事例も存在する。
最終進化形であるクロバットの価値を損なわず、中間進化形であるゴルバットを採用する価値を持たせていた点は非常に優秀なデザインであったと言えよう。