アナログ生活11 〜愛しきアナログ盤〜

初版 2021/03/03 10:23



BOB JAMES AND EARL KULGH「ONE ON ONE」 アナログ、マスターサウンド盤

https://muuseo.com/BillyJo43762073/items/218

山崎滝男


 レコードを聴き始めて3年以上経つ。もちろんまだまだ初心者である。中学3年生の夏休みにレコードを祖父に買ってもらい、叔父さんに「オーディオ始めてみる?」と言われ、高校入学と同時に聴き始めたレコード。CDみたいに気軽に聴ける物でもないし、傷がついてしまっているディスクはプチプチ音がするし。正直言ってメンドクサイ。ただ、あの音。あの音がこの僕を虜にした。

 「あの音」を聴くには幾つもの困難を乗り越えなければ行けない。クリーニング、針圧調整、カートリッジを交換したり、とことん追い詰め、最終的には捕まえる。CDでは味わえない、肉厚でナチュラルな音。でもSACD、XR-CD、ほか未体験のディスクがいっぱいあるのでこれ以上書けない。CDももちろん大好きだ。CDで聴きたいバンドだってあるし、レコードで入手できないアルバムはCDで聴いている。ビートルズと尾崎豊はCDで聴きたい派だ。尾崎豊のアナログは変に高いし、ビートルズのレコードも高い金出してディスクにキズが付いていたらなんか精神衛生上嫌だ。

 レコードはカートリッジを付け替えて音の変化を味わう楽しみもある。私の家では今のところ4つの音を楽しめる。それぞれ性格も顔も違う。大人しい子、元気な子、シャキッと目が冴えている子。同じディスクでもカートリッジを変えれば顔が変わる。1番びっくりしたのはリード線を変えた時。ボロボロの線からオーディオ・テクニカの「PCOCCリード線」に変えたら、見えなかった音が見えた!! 線を変えただけでこんなに音が変わるんだと大騒ぎした。それ以来、ウチのリード線はオーテクを使っている(1番安いから、その前に金がない《爆》)。

 あとは、存在感。とにかくレコードは大きい。ポスターだってついてくる時があるし、広げてみるとアルバム以上の大きさになるモノもある。CDめ、コレには勝てないだろ〜? いやいやあるんだよ。アルバムサイズのジャケットを復刻して、その中に専用のケースに入れたCDがあった!! そんなもん作んならアナログで復刻しろよって思ったけど、まあ執念だよね。聴いて楽しみ、見て楽しみ。止めれられないなぁ〜。



 

#コレクションログ

備忘録
※文章力が無いのでコメントの返信しません(内容はしっかり読んでます)。

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