横山光輝 【その名は101】愛蔵版全3巻

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フライングリクエストにお応えして♪(と言いつつ、本作を知る方が居て嬉しい♪)

【その名は101】

これは【バビル2世】のその後を描いたもの。舞台はアメリカ。

《あらすじ》

かつて日本で戦っていたバビル2世は、コードネーム【101】(ワンゼロワン)と呼ばれ、アメリカの医療研究機関に滞在していた。101の血は病気や怪我の治癒を飛躍的に早める事が判明し、平和利用ならと善意で血液を提供していた。

だが実はCIAの陰謀で、101の血液を大量に輸血された者は101と同じ超能力者となる。
超人的な身体能力や治癒能力はもちろん、発火や精神動力、透視、読心術、エネルギー衝撃波と、101と同等の能力を得た男達を、CIAは秘密諜報員に仕立て、非合法活動をしていた。

それを知った101は保存してあった血液を破棄し、自分の血で生み出された超能力者(8人)を始末する決意をし脱走。

戦いの最中、便りになる【3つのしもべ】は、101のテレパシーを遮断するどこかの地下核実験室に捕えられ、少しでも動くと水爆が爆発する様にセットされている事を知る。 101は自らの超能力で戦わねばならない。

CIAはもちろん、S国情報部の追跡から逃れながら次々と自身のコピーを始末。 何故かオリジナルに勝てないコピー。(ちゃんと理由がある)  スペンサーは生まれながらの超能力者だが、101と闘い死ぬ。 その時の101の台詞が全てを語っている(5枚目画像)。

事件も片付いた後、幾人を通して(1人だと考えを読まれるから)【3つのしもべ】の居場所と水爆の起爆装置を解除出来る男を紹介される。 見返りは101の血液。

101は厳重な地下核実験場から【3つのしもべ】を助けだした。  黒幕を調べていくと、多岐に渡る事業を手掛けるアメリカを代表する大企業が噛んでいる事を知り、血液の利用目的を知り101は驚愕する!!…

🌻超能力の持つ危険さ・いつの世も軍事利用する人類の愚かさを横山光輝は発信しているが、今作は顕著に出ている。

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