VK4501(P) "ポルシェティーガー" 試作車

0

第二次世界大戦のドイツ軍機甲部隊の象徴ともいうべきティーガーI(VK4501(H)ヘンシェル社製)と共に競争試作された重戦車です。
こちらの車両はポルシェ社が試作したものでVK4501(p)、俗にポルシェ・ティーガーなどと呼ばれています。
空冷ガソリンエンジンと発電機を直結した発電ユニットで発電した電気により大出力のモーターを駆動するといういわゆるガス・エレクトリック方式を採用し、
整備が複雑で故障の原因となり易いトランスミッションを廃止するという意欲的な構造を取り入れていましたが、
エンジンの過熱やサスペンション信頼性など多くの問題を抱えており、結局ヘンシェル社のティーガーが採用されることとなりました。

Default