旧式だけど重装備、1973(昭和48)年に配備 ゲパルト対空戦車Gepard

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「ゲパルト」は、「レオパルト1」戦車の車体に、対空用の35mm機関砲2門を備えた砲塔を組み合わせた自走式高射機関砲といえる装備で、1976(昭和51)年から2010(平成22)年までドイツ連邦軍に配備されていました。

 ちなみに、ドイツ連邦軍が運用を止めたことで余剰化した「ゲパルト」は、中古兵器としてブラジルやルーマニアなどに引き渡されており、両国では現在も、現役運用されています。
全長:    7.73m
車体長:   6.85m
全幅:    3.37m
全高:    4.03m
全備重量: 44.8t
乗員:    3名
エンジン:  MTU MB838CaM-500 4ストロークV型10気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル
最大出力: 830hp/2,200rpm
最大速度: 65km/h
航続距離: 550km
武装:    90口径35mm対空機関砲KDA×2 (680発)
装甲厚:   10~40mm

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