ドイツ陸軍 7.5 cm PaK 40(独: 7.5 cm Panzerabwehrkanone 40)

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第二次世界大戦においてナチス・ドイツが使用した対戦車砲。東部戦線のソ連製戦車に対抗するために運用されたが、北アフリカ戦線やイタリア戦線および西部戦線(ノルマンディー上陸作戦後)でも使用され、ソ連製戦車よりも装甲が薄い傾向のあるアメリカ・イギリス軍の戦車にも威力を発揮した。その後、より大口径の8.8 cm PaK 43や8.8 cm PaK 43/41、野砲兼用の12.8 cm PaK 44も開発されたが、機動性は劣悪で調達も振るわず、数的には終戦まで7.5 cm PaK 40が戦車猟兵の主力だった。

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