ドーラの海賊船「タイガーモス」

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海賊ドーラ一家の母船として使用された。設計者はドーラの亡き夫。
船体上部とブリッジの上部に見張り台があり、夜間は交代で見張りにつく。船体上部の見張り台へは船体の外側に取り付けられた足場でしか移動出来ない。またこの見張り台は分離式となっており、見張り台内部のハンドルを操作して凧(たこ)の翼を展開した後、ブリッジからの遠隔操作で母船から分離、上昇し、母船よりも高高度からの偵察が可能となる。分離すると伝声管が使用出来なくなる為、ブリッジとの通信は船内電話に切り替えられる。分離中は、母船側のウインチから鋼鉄製のワイヤーが伸びて船と係留されているが、一度分離すると悪天候時の収容や再結合は不可能。また見張り台には独立した操縦装置があり、万一ワイヤーが断裂しても、独立したグライダーとして飛行出来る。

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