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我が家の天使たち - 3 東洋時計 地球天童
東洋時計が1929(昭和4)年頃に販売した、「地球天童」です。 琉金、イブシ銀、ブロンズの3種類が販売された。 これは高級な琉金仕上げで、当時の販売価格は14円でした。 さて、東洋時計の歴史 吉田時計店 → 東洋時計 → オリエント 1901年(明治34年)吉田庄五郎が東京上野に吉田時計店を創立 外国製時計の輸入販売を開始。 1920年(大正9年)蒲田竹次郎と協力し東洋時計製造所を設立。 製造の主力は置時計等のクロック類。 「地球天童」はこの頃の製品です。 戦時中は全面的に航空兵器製造に切り替えられた。 終戦により1945(昭和20)年に、東洋時計製造株式会社として操業を開始 しかし戦時中の拡張過重のために戦後経営が混乱状態に、 やがて会社は整理、工場は閉鎖に至った。 解散した東洋時計製造株式会社は、 その後、上尾工場を主体として置時計専門の製造会社「新東洋時計株式会社」となる。 一方、日野工場を母体に腕時計専門の製造会社として生まれたのが「オリエント時計株式会社」である。 「time keeper」 を参考にしました
Table Clock 東洋時計0318
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精工舎 琉金カイゼル
昭和天5年の 精工舎カタログNo55 に 「琉金カイゼル」の名称で記載されています。 想うに、ドイツ皇帝ウィルヘルム二世(1859~1941)の髭 (左右両端を上にはねあげた八字型の口ひげ) をイメージした造形なのでしょうね ? 手元にあるのは現物のみで、 いつ・何処で・などの戸籍が全く無い。 いつのころから・どうして我が家に住み込んでいるのか、判りません。 本人(?)に、大変申し訳なく思っております。 せめて、精工舎の仲間達と一緒に暮らせるように・・・と思い乍ら、UPしました。
Table Clock 精工舎 ?0318
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円形 繋がりということで Ansonia Table clock
陳列ケースでも隣り合わせで暮しています。 真鍮の文字盤に 小さくA のマーク、下段に MADE IN U.S.A と刻印されている。 size:12㎝h の Ansonia Table clock 裏面に、PAT no MAY 3rd 1892 とあります。
Table clock Ansonia 5.000円0318
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オーストリア・ビエンナ調の置時計 SC - 029
カタログには、孔雀が思いっきり羽を広げた意匠と表現されている、 解ります。 1870年代、オーストリア・ビエンナ調の、ごく小振りな置時計。 rare small strut with 8day movement English lever escapement saize : 116㎜h×82㎜w×58㎜d 全体に、重厚なルネッサンス調のデザインが施されている。 随所にルビーやグリーンストーンが嵌め込まれ、シルバーの地板には草花の意匠がエッチングされている。 艶消しの文字盤にはアラビア数字が彫り込まれています。 ごく小振りな置時計だが、大寺院を想起させる造形を作り上げている。 濃いグリーンのビロード張りのケースが付いています。
Table Clock English movement Dr.CROTT0318