ジョンからのお土産
初版 2021/08/14 01:58
1990年、高校1年生のお話。高校に入学した年にジョン・ウィルトシアという外部の英会話講師がやって来た。年齢はたぶん25ぐらい。日本語はほぼ話せないがF1好きと聞いて話しかけるも、頭の良くない自分はF1について伝えることがなかなかできなかった。そんな彼は1990年の日本GPに行ったお土産にこれをくれた。あの感動と悲しみの日本GPだ。とんでもなくうれしかった。実は最後のページにはジョンからのメッセージが書いてあった。後に辞書で調べると「短い時間だったが話しをしてくれる努力を感じました。実はこのまま日本を離れてイギリスに帰ります。次会うならどこかのサーキットだと思います。鈴鹿にもまた来たいのでそこで会いましょう。」そう書いてあり、当時涙を流しました。09年の新婚旅行にスパに行った時も毎年行っている鈴鹿でもふとジョンがいないか捜してみたりします。彼は元気にしているのかなと酔いながら思い出してました。
#思い出