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1/12 Brontotherium
ブロントテリウム Brontotherium 哺乳綱奇蹄目馬型亜目ブロントテリウム科 生息時代 始新世後期〜漸新世前期 生息分布北アメリカの陸地 体長4.3m肩高2.5m 食性 植物食 かっぷくの良いブロントテリウム。体の幅もあり、四肢も太く力強い。頭は見ての通りに巨大である。何よりブロントテリウム類の特徴は、鼻づらの上に生えた"ツノ"であった。初期のブロントテリウム類では、小さなコブのようなものだったが進化と共に大きくなり、作例のブロントテリウムでは、Y字形の立派な*ツノ"となっている 初期のブロントテリウム類は、イヌほどの大きさであったが、その進化と共に巨大化がすすみ、最大種であるブロントテリウムでは、現在のサイよりも大きい。見てのとおり、サイに似た姿をしてはいるが、系統的にはよりウマに近い。頭部を支える ために、肩の上部は筋肉が発達しており、力強く盛りあがっている。植物食であるがこの体を維持するのは大変だったろう そう、哺乳類なので、コーモンがある。しっかり作ったので、しっかり見てほしいのだ!! ブロントテリウムの前肢には指が四本、後肢には三本、そしてそれぞれに、ヒヅメのような爪があった。分類上は、ウマの仲間つまり奇蹄 目に分類される分厚い皮膚におおわれた感じに仕上げる。体表のシワの重なり具合や、ひじ、ひざにあたる 四肢のシワ、皮膚のたるみ、"骨、を感じさせるために強調した肋骨の浮き出しに注目。サイはくちびるが厚く、器用に動くが、ブロントテリ ウムも同様だったのだろうか 上唇や耳にはゴワッとした毛が生えているが、これも現生のサイを参考にアレンジしている。ドールヘアを植毛しているが、テグス等も使えよう。目は市販のドールアイを使用。この透明感は塗装では出せないところだ
One off model 荒木一成工房 1/12, 45 cmJoe
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シネミス・ガメラ sinemys gamera
シネミス・ガメラ sinemys gamera 爬虫綱 ;無弓亜綱;力メ目 甲長:50cm淡水生? 時代:白亜紀前期(1億2000万年前) 生息地:アジア(モンゴル) このカメのニックネームの由来にもなった特徴ある形の甲羅。このカメが発見される前にも、甲羅の縁に翼状の突起のあるものが見つかっていたが、ごく小さいもので、さほど注目されなかった(もちろん専門家は違うけどね)。ところが、中国(モンゴル)で発見されたコイツは、とてつもなく翼状の突起がでかい。で、カメの専門家たちはビックリしたのである。B-2爆撃機が公開される以前に見られた、ちょっとSF的なステルス機をイメージさせる形状が「ステルスボマータートル」というニックネームを付けさせたわけである。流水中でのスタビライザーの役目を果たしたと考えられている その実体は今のところ不明。一般書でこのカメのことについて詳述されたものは見かけないので、唯一の 資料は世界最大の恐竜博にある甲羅の写真のみ。現生の淡水産カメを参考にして"身"の部分を造形してあ る。頭部は小型のカミツキガメ系としてある ムあるていど進化した時点で、力メ類は歯を消失してしまった。そして、先端がくちばし状に変化、口の周囲は角質化して、鋭利な刃のようになったものが多い。かみ くだくことはできないが、かみ切る力は強い。現生のカミツキガメなどは、人の手を食い切るともいわれる。この口で当時(白亜紀前期)の魚や水生の動物をパクッと 食っていた(のかも知れない)
One off model 荒木一成工房 1/2 , 25 cmJoe
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Woolly Rhinoceros
One off model 2016 1/20Joe
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Triceratops 1988
中学生の時なにげなく目に留まった写真集「フィフティ ダイノソアズ」(大日本絵画 1993年刊)の表紙を飾っていた荒木一成先生が1988年に制作されたトリケラトプスを拝見し、ものすごく感動し衝撃でした。それ以来、恐竜への愛に取り憑かれてしまいました。
One off model 荒木一成工房 1/20Joe