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ビアズレイと日本の装丁画家たち
1983年、原美術館。 ビアズリーの作品には日本の影響が窺えると言われるが、逆に日本の画家の多くも彼の作品から多大な影響を受けているのは紛れもない事実。 この展覧会ではビアズリーの主要作品と日本の画家との共通点を探る、興味深いテーマ何あった。 この展覧会で初めて原美術館を訪れて、その瀟洒な佇まいに魅了された。美術館という「建築物」についてその意義を根底から考え直す切っ掛けとなった存在だった。今はもう見る事ができないのが悲しい。
Aubrey Beardsley 展覧会図録 ビアズレイと日本の装丁画家たち 1983年ただくん
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ビアズリー展
1983年、新宿伊勢丹美術館。 オーブリー・ビアズリーは19世紀末の画家。 彼の描くモノトーンのペン画は、退廃、エロティシズム、耽美に満ちた妖光を放ち、世紀末を象徴する存在だった。オスカー、ワイルドの戯曲「サロメ」の挿絵は余りにも有名。 結核のため、僅か25歳で夭折。
Aubrey Beardsley 展覧会図録 ビアズリー展 1983年ただくん