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コロンビア OV-102
コロンビア OV-102はアメリカ合衆国のNASAに所属する軌道往還船スペースシャトル・オービタの2号機。船名は18世紀のアメリカ人貿易船船長で探検家のロバート・グレイの帆船に由来する。1981年4月12日の初ミッション・STS-1に使用され、宇宙に到達した最初の機体でもある。 発射の際には巨大な外部燃料タンクと2本の固体燃料補助ロケットと軌道往還船オービタの計4つの部分で構成され、外部燃料タンク以外は再利用が可能な設計となっている。また、外部燃料タンクは最初の2回の発射では白に塗装されていたが、STS-3以降は重量削減のため断熱材がむきだしのままのオレンジ色になった。 主に宇宙空間での実験に使用され、STS-65では日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋が搭乗した。2002年までに27回のミッションに成功したが2003年2月1日、28回目のミッション・STS-107の帰還時の大気圏再突入中にテキサス州上空で空中分解事故を起こし、7名の宇宙飛行士全員の命と共に失われた。 #スタートレックENT #スペースシャトル
技MIX プラモデル トミーテックウルフ359
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エンタープライズ OV-101
エンタープライズ OV-101はアメリカ合衆国のNASAに所属する軌道往還船スペースシャトル・オービタの1号機。1976年、アメリカ合衆国憲法発布200年を記念し「コンスティテューション」と命名される予定であったが、FSテレビドラマ『スタートレック』のファンによる署名運動により、ジェラルド・R・フォード大統領によって同ドラマに登場する宇宙船の名称「エンタープライズ」と命名された。 エンタープライズ OV-101は滑空実験機として大気圏内での滑空着陸試験に運用されたのち、宇宙飛行が出来るよう改装する計画があったが、同時期に製造されていた地上試験機・チャレンジャー STA-099を改装する事となり計画は見送られ、スタートレック・ファンの望んだ❝宇宙船エンタープライズ号❞の誕生には至らなかった。 スペースシャトル・オービタの輸送にはボーイング747を改装した専用輸送機(SCA)を用い、オービタの滑空試験の際にも上空まで運ばれ、空中で切り離されて滑空着陸する実験が行われた。 撮影したモデルはトミーテックの彩色済みプラモデル・シリーズ【技MIX】のラインナップ「SC03 スペースシャトルセットB」より。1/700スケールの小型モデルだがディティールはしっかりしていて、オービタに至っては5㎝という小ささだがそれを感じさせない存在感がある。 #スタートレックENT #劇場版 #エンタープライズ #スペースシャトル
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