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『藤枝駅陸橋竣工記念切手帳』
国鉄藤枝駅の南北通路(南口)完成を記念して、藤枝郵便局で開催された「郵趣展」の記念消印・記念切手帳。
図案は「陸橋完成図とD51蒸気機関車」。
※「シカ切手 10円」
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駅陸橋竣工に寄せて
“藤枝”の名は駿河風土記に「益頭群藤枝駅大宝2年更為新駅」とあり、大化の改新により益頭群の中央、藤枝の地に郡役所と駅家が置かれたと伝えられています。
時代が下り、東山道と並ぶ東海道の意義が高まり、いわゆる東海道五十三次の宿駅となってから宿場町として栄え、やがて、明治22年に国鉄藤枝駅が開設されました。
昭和29年に町村合併し、市制を施行して以来、大手有力工場の誘致、大規模の宅地造成、都市改造整備等により、市勢は東海道線を境にして南北に著しく伸張、発展してきました。
このたび、南北を結ぶ夢の懸け橋ともいえる駅陸橋の竣功は、待望久しき市民にとって、まことに祝賀すべきことであります。
よってここに駅陸橋竣工を記念し、記念切手帳を作成いたしました。
昭和50年7月19日
藤枝郵便局長
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