-
【1989/12/01】平成2年年賀41円郵便切手
平成2年年賀用として、平成元年12月1日(金)に41円郵便切手が発行されます。 <切手解説> 八戸市西郊の櫛引八幡宮の例大祭(旧暦8月14日・15日)で売られた木馬。八幡馬はこの大祭に奉納される流鏑馬の姿をかたどったといわれていますが、この地方の嫁入の際の盛装した馬を現したものともいわれています。 八幡馬は、仙台の木下駒・福島の三春駒と共に日本三駒のひとつとして知られ、創始は江戸時代天保(1830~1844)の頃といわれています。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm 八幡馬(やわたうま)windsurfcafe
-
【1989/08/10】62円及び72円慶事用郵便切手
新料額の慶事用として、平成元年8月15日(火)に慶事用62円及び72円郵便切手が発行されます。 慶事用62円郵便切手は、昭和57年8月23日に発行の「折鶴」を図案とした慶事用60円切手の刷色を変更の上、料額を62円としたものです。 この切手の意匠は、慶事用41円切手と同様折鶴です。 慶事用72円郵便切手は、昭和57年8月23日発行の「松竹梅」を図案とした慶事用70円切手の刷色を変更の上、料額を72円としたものです。 この切手の意匠は、松竹梅を亀甲型にデザインしたものです。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm A)折鶴 B)松竹梅windsurfcafe
-
【1989/08/10】41円慶弔用郵便切手
新料額の慶弔用として、平成元年8月10日(木)に慶弔用41円郵便切手が発行されます。 慶弔用41円郵便切手は、昭和58年11月22日発行の「折鶴」を図案とした慶事用40円切手の刷色を変更の上、料額を41円としたものです。 この切手の意匠は折鶴です。鶴は昔から「鶴は千年、亀は万年」などといわれ、長寿やめでたいことの鳥とされています。また、この折鶴には、鶴や亀とともに祝賀慶事の象徴とされている松竹梅が描かれています。 弔事用41円郵便切手は、昭和58年11月22日に発行の「花輪」を図案とした弔事用40円切手の刷色を変更の上、料額を41円としたものです。 この切手の意匠は、花輪をデザインしたものです。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm A)折鶴 B)花輪windsurfcafe
-
【1989/07/21】ふみの日にちなむ郵便切手
ふみの日にちなんで、平成元年7月21日(金)に41円及び62円郵便切手が発行されます。 <ふみの日について> もっともっと手紙を書いてもらいたい。心を伝える楽しさ、受け取るうれしさを多くの人に知ってもらいたい。 そして、文字離れが進む現代、文字文化を見直す一助となればいい、そんな願いを込めて、郵政省は、昭和54年に「ふみの日」を制定しました。 以来、「毎月23日はふみの日です」をスローガンに様々なキャンペーンを展開するとともに、毎年、文月ふみの日(7月23日)には切手を発行しています。 <切手の意匠について> ふみの日の制定以来、切手の意匠には、毎年、手紙の持つ温かさをほのぼのと表現したイラスト等を採用し、特に若者を中心に好評を博しています。 今年のふみの日切手は、主に絵本作家として活動を続けるイラストレーターの黒井健さんと、昭和60年から62年まで40円ふみの日切手を手掛けているデザイナーの内田悦代さんによるものです。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm A)内田悦代「鳥の花瓶と手紙」 B)黒井健「お母さんと手紙」windsurfcafe
-
【1989/04/01】72円郵便切手
平成元年4月1日(土)に72円郵便切手が発行されます。 昭和57年12月6日に発行の「春日山蒔絵硯箱」を図案とした70円切手を今回料額を72円に変更したものです。 切手の図案となった「春日山蒔絵硯箱」は、重要文化財に指定され、根津美術館(東京都)に所蔵されています。 大きさは、縦約23cm、横約21cm、高さ約5cmです。ふたの表と裏に「古今和歌集」の壬生忠岑の歌「山里は秋こそことにわびしけれ 鹿の鳴く音に眠をさましつつ」の情景が描かれた室町時代の作品で制作者不詳です。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm 春日山蒔絵硯箱windsurfcafe
-
【1989/03/24】62円郵便切手
平成元年3月24日(金)に62円郵便切手が発行されます。 日本南部から北西オーストラリアまで広く分布する、オオイトカケガイを図案としたものです。 砂地のイソギンチャク類に寄生します。殻は約5cmで、形の美しさ、おもしろさから、西太平洋を代表する貝の一つにあげられます。 昔、入手が難しく、高価であったため、模造品が作られたことがあります。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm オオイトカケガイwindsurfcafe
-
【1988/12/01】昭和64年年賀郵便切手
昭和64年年賀用として。昭和63年12月1日(木)に40円郵便切手が発行されます。 切手の意匠に取り上げた土鈴の蛇は、栃木県宇都宮市の小川昌信氏製作の『下野土鈴』という郷土玩具の一つです。 小川昌信氏は、「ふくべ細工」の創作者である父の小川庄一氏から「ふくべ細工」を引き継ぎ、かんぴょうやひょうたんの殻を利用して作った花器や炭入れの製作のほか、面、人形、雛、だるまなど、各種郷土玩具の製作を手掛けていましたが、昭和48年からは、人形師山口壬三氏の指導助言を得て土鈴の製作にも着手するようになりました。これが「下野土鈴」で、題材は、今回意匠に取り上げた十二支のもののほか、県内の伝説、名所旧跡。名産品など広く扱われています。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm 土鈴の蛇windsurfcafe
-
【1987/12/01】昭和63年年賀郵便切手
昭和63年の年賀用として昭和62年12月1日に40円郵便切手が発行されます。 岡山県の伝統工芸品に指定されている「倉敷はりこ」は明治2年に生水多十郎氏の手により生まれました。 農業を営んでいた生水氏が、息子の節句祝いに「虎のように元気にたくましく」との願いをこめて「はりこの虎」を作りましたが、その出来栄えのよさが近所の話題となり、次第に注文が来るようになりました。以来110余年にわたり、生水家がその技術を一子相伝としてこの道一筋に制作を続けています。 現在は、四代目の生水幹一氏が、代々作り続けてきた「虎」や種々の面のほかに、創作作品を加えて制作しています。 意匠に取り上げた「辰」は、生水幹一氏創作の「はりこ十二支」のうちの一つです。 年賀切手の意匠には、十二支にちなむ郷土玩具がほぼ中心に取り上げられ、辰の郷土玩具は昭和39年に鳥取県の「岩井挽物人形の辰」と山梨県の「竜神招福」が描かれ、昭和51年には福島県の「たつぐるま」が描かれました。 年賀切手は、昭和10年12月1日に昭和11年用がはじめて発行されました。以来、昭和12年用、昭和13年用と発行されたあと一時中断し、昭和23年12月13日発行の昭和24年用から毎年発行されるようになりました。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm 倉敷はりこ「辰」windsurfcafe