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Chlustinia keyserlingi
またしても前回からだいぶ期間が空いてしまいましたorz 今回は以前から気になっていたChlustinia keyserlingiです。 中々好みの標本が見つからず、販売されていても高額だったので見送ってきましたが今回好みの標本と言うこともあり購入しました。 入手機会がいつ巡ってくるか分からない為、早めにコレクションに加えたいと思っていました。 Chlustinia keyserlingiは近年出回る数が減っており、状態の悪い標本でも高額販売されているのを目にします。 この標本が全体的に左側へ寄っているのは何かに右側を圧迫されたのでしょうか。それとも、当時這っていた地形による物なのか 想像が膨らみます。 私のお気に入りの箇所は頬棘、側棘、尾部の細かな棘で、棘が残っている標本は中々入手する機会が無いのでとても満足しています。 平坦なのっぺりとした姿勢よりも斜面地形を這っていたりする動きのある標本が好みなので、個人的にかなりグッドな標本です。
ebay 2025年2月 Chlustinia Keyserlingi瓜です
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Leviceraurus Mammilloides
今年初の標本であるLevi Ceraurusです。 一見ceraurus pleurexanthemusと変わりありませんが、細かく観察すると違いが分かるかと思います。 なんと言ってもLeviceraurusは頭部はデカい! 全体のバランスを見ても頭部が大きく、頭でっかちな種であると言えます。 頭部と一括りにしてしまいましたが、頬棘も他の小型セラウルス属の三葉虫に比べ太くずっしりとし細かな棘も確認できます。 写真に写す事は出来ませんでしたが、このLevi Ceraurusは複眼まで確認でき私が所有するセラウルス属の標本の中でもかなり特別な標本になりました。 Leviceraurusは隆起したキベレの様な目も大きな特徴で、その分目の観察元い複眼の観察が大きく捗るのでとても嬉しい形状です。 Ceraurus Pleurexanthemusの記事で紹介した一枚目の標本でも複眼は確認できましたが、体勢が下を向いておりルーペを使っても見る事が容易では無く下手をすれば標本に傷をつけてしまう可能性すらあったので、比較的簡単に複眼が確認できる点ではとても重宝する事になると思います。 仕事周りの事が忙しく久しぶりの投稿になってしまいましたが、紹介出来ていない標本達がまだまだあるのでこれからも定期的に投稿していこうと思いますm(_ _)m
ebay 2025年1月 Levi Ceraurus瓜です
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Amphilichas ottawaensis
部分化石のAmphilichas ottawaensisです。 完全体標本が出回る事自体がほぼ無く、出回ったとしてもあまりにも高価過ぎて手が出せない種です。 まさに憧れであるAmphilichas ottawaensisですが、部分化石に限れば定期的に入手するチャンスがあり、私自身この頭部化石を化石収集初期に入手しました。 部分化石とは言え表面のゴツゴツを見ることができ非常満足できる標本です。 欲を言えば右目まで保存されていたら嬉しかったですが、これを言い出したらキリがありませんね。 リカス科に分類される三葉虫自体それぞれ魅力的な姿をしており、その姿形はケイルスス科には無い興味をそそられます。 リカス科と言えば私はまだ入手していませんが Hoplolichas の重量感のあるトゲトゲしたあの姿を初めて見た時は物凄く衝撃的でした。 Hoplolichas もいずれ入手したい標本の一つなので今後良質な標本が出回る事があるととても嬉しいです。 追記 頭部がまだ埋まっている事に気づいたので削っている最中発見したハイポストマと思われる部位を載せておきます。 (レア度は種では無く部分化石として付けておきます)
ebay 2023 Amphilichas ottawaensis瓜です
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ceraurus pleurexanthemus / Ceraurus Webbi
私が最初に入手したケイルルス科の三葉虫 ceraurus pleurexanthemus です。 写真をご覧いただくとわかる通り相当沼にハマっている種です。(今も) やはりこの種はフォルムが美しく目の癒しになります。 ケイルルス科の中でも比較的手が出しやすいこともあり気に入る標本があれば発作のように購入していました。(後悔はしていません) 一つ一つにそれぞれ個性があり自慢の標本達ではありますが、その中でもひときわお気に入りのものは6枚目の標本です。 当時の海底の様子がそのまま現代ましては自分の手にあると思うと考え深いものがあります。 現状1枚目のほぼ完全体標本で落ち着いていますが、今後気に入る完全体標本を見かけることがあれば優先度は低いですが確保したいと思っています。 [追記] 別のページに書こうと思っていましたが内容が薄くなってしまうので、こちらに書かせていただきます。 7枚目の写真の標本は一見丸みのあるceraurus pleurexanthemusですが、販売元によると2014年に発見された比較的新種の Ceraurus webbi らしいです。 私が調べてみたところいまだ正式な学名は無く情報もかなり少ないので詳細を知ることは出来ませんでした。 もし、なにか情報をお持ちの方がいましたら是非コメントで教えていただけると大変ありがたいです。
eBayなど 2023~ Ceraurus Pleurexanthemus瓜です
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Aciculolenus askewi
化石収集初期に一目惚れし長い間色々なサイトに張り付きやっと入手する事が出来た Aciculolenus askewi です。 本標本はサイズこそ小さく一見シミの様に見えますが、ルーペを通して見ると胸部や自由頬が残っておりとても美しいその姿を見ることが出来ます。 私が当種を知るキッカケになったormさんの記事には事細かく当種に関して記載されており、記事を読み終えた頃には既に虜になっていました。 (URLこちらにも貼っておきます) https://676bbs.blog.jp/archives/20741920.html ご覧になって居ない方は是非一度読んで見てください! 3-4枚目の標本に関してはeBayで落札時に出品者様のご好意で譲って頂いたネガになります。 ネガだけとは言え大きさが1cmオーバーと1-2枚目のものに比べたら特大サイズと言える大きさなのでとても満足できる標本です!
https://676bbs.blog.jp/archives/20741920.html eBay 2023年10月瓜です
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Gabriceraurus dentatus
所有してる中で個人的に一番好きな種であるGabriceraurus dentatus 9cmと大きくかなり見応えのある標本です。 当化石はeBayで落札した物です。 左半身が欠けているから?比較的に安めに入手する事が出来ました。 収集初期に入手した頭部が潰れてしまっている物も見応えのある大きさで好きですが、やはり頭部がハッキリと残っていると更に見応えが増して最高です! これからも完全体標本が出回る事があれば入手したいと思っています。
ebay 2023年1月 / 2024年7月 Gabriceraurus dentatus瓜です