ISUZU BELLETT 1600GTR
KYOSHO
いすゞ・ベレット
1963年から1973年まで製造、1974年まで販売された小型乗用車。
技術者主導で設計製作が行われ、当時としては数々の新機軸を盛り込んだ、1960年代の日本車を代表する車種の1つ。外観は卵の殻をモチーフにスタイリングされた、丸みの強いコンパクトなもので、1 tを切る軽い車体重量を生かしてモータースポーツでも活躍し、スカイライン台頭以前はサーキットを席巻しました。
車名の由来は同社の上級モデルであるベレルの小型版を意味する造語。日本初のディスクブレーキを採用、四輪独立懸架による路面追従性の良さと、鋭いハンドリングで、当時の日本車では破格の運動性能を持っており、「和製アルファロメオ」との異名もとりました。日本で初めてGTを名乗ったモデルを設定したことでも知られています。
1600GTR
形式名PR91W。正式名称は前期型が「GTR」、1970年のマイナーチェンジ時に「GT typeR」に名称変更されました。エンジンを117クーペ用のミクニ製ソレックスキャブ2連装の1,600ccDOHCに換装、サスペンションを前後輪とも強化スプリングとし、ブレーキにサーボを追加するなどサーキットでの技術をフィードバックさせています。外観上の特徴は2分割されたフロントバンパーと標準装備のフォグランプ。黒のツートンカラーと専用のサイドストライプもオプションカラーとして用意されました。生産総数は1,400台程でした。
ミニカー
1/64
KYOSHO
585円
ts-r32